2011/10/23
09:34:10
ロイターによりますと
『21日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が一時1ドル=75.78円に上昇し、史上最高値を更新した。
市場関係者によると、英系の決済銀行筋やマクロファンド筋から大口のドル売りが出でドル安・円高が進み、その後76.30円─75.90円近辺のストップ注文を巻き込む形でドル安・円高の動きが加速した。
FXソリューションズ(ニュージャージー州)の首席ディーラー、トミー・モロイ氏は「特定の材料があったわけではなく、日銀が円安政策を導入しないことに一般投資家が業を煮やした格好だ」と述べた。
スイスでは9月に中銀がスイスフランの上限目標を掲げ、目標達成に向け必要に応じて無制限の介入を実施する方針を示しており、日本の通貨当局もスイスにならう可能性があるとの見方から、最近の円相場は上昇に一定の歯止めがかかっていた。
電子取引システムEBSで、ドル/円 は一時75.78円に下落、8月につけた最安値の75.941円を更新した。
その後、邦銀からとみられるドル買いが76.00円の水準で入るなか、ドルはやや値を戻し、0.9%安の76.18円近辺で推移。一日の下げとしては8月26日以降で最大となる勢い。
前出のモロイ氏は、ドル/円が今後75.50円をつける可能性もあると指摘している。』とのことです。
ここのところ小康状態が継続していましたが、再び円高圧力が高まってきたようです。場合によっては、70円台前半までの上昇があるかもしれません。
海外ファンドへ投資をされている方は、ドル建て投資だけに偏重せず、通貨も分散が必要だと思われます。
特に、自分の場合には将来的に海外で生活しようということも想定しておりますので、円換算によるパフォーマンスにあまり一喜一憂しないのですが、生涯にわたり日本で生活をしていこうという方には円建て換算のパフォーマンスも気になると思われます。
そうした方は、MF系のファンドなどには円建ての設定もありますので。そうしたファンドを選択することで為替リスクを回避することが可能です。
『21日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が一時1ドル=75.78円に上昇し、史上最高値を更新した。
市場関係者によると、英系の決済銀行筋やマクロファンド筋から大口のドル売りが出でドル安・円高が進み、その後76.30円─75.90円近辺のストップ注文を巻き込む形でドル安・円高の動きが加速した。
FXソリューションズ(ニュージャージー州)の首席ディーラー、トミー・モロイ氏は「特定の材料があったわけではなく、日銀が円安政策を導入しないことに一般投資家が業を煮やした格好だ」と述べた。
スイスでは9月に中銀がスイスフランの上限目標を掲げ、目標達成に向け必要に応じて無制限の介入を実施する方針を示しており、日本の通貨当局もスイスにならう可能性があるとの見方から、最近の円相場は上昇に一定の歯止めがかかっていた。
電子取引システムEBSで、ドル/円 は一時75.78円に下落、8月につけた最安値の75.941円を更新した。
その後、邦銀からとみられるドル買いが76.00円の水準で入るなか、ドルはやや値を戻し、0.9%安の76.18円近辺で推移。一日の下げとしては8月26日以降で最大となる勢い。
前出のモロイ氏は、ドル/円が今後75.50円をつける可能性もあると指摘している。』とのことです。
ここのところ小康状態が継続していましたが、再び円高圧力が高まってきたようです。場合によっては、70円台前半までの上昇があるかもしれません。
海外ファンドへ投資をされている方は、ドル建て投資だけに偏重せず、通貨も分散が必要だと思われます。
特に、自分の場合には将来的に海外で生活しようということも想定しておりますので、円換算によるパフォーマンスにあまり一喜一憂しないのですが、生涯にわたり日本で生活をしていこうという方には円建て換算のパフォーマンスも気になると思われます。
そうした方は、MF系のファンドなどには円建ての設定もありますので。そうしたファンドを選択することで為替リスクを回避することが可能です。
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コメント
Re: 円高止まりませんね。
ご質問の海外生活の件ですが・・・具体的にどの国と決めたわけではないのですが、アジア圏(タイやマレーシア、フィリピンのセブ島など)やオセアニア圏(ニュージランドやオーストラリアなど)を考えております。
実際には数ヶ月ずつでも暮らしてみて、どこか自分に合うのか検討していこうと思っております。
実際には数ヶ月ずつでも暮らしてみて、どこか自分に合うのか検討していこうと思っております。
じん│URL│2011/10/23(Sun)13:47:49│
編集
Re: 円高止まりませんね。
ありがとうございます。アジア圏、オセアニア圏の国々は日本人にとっても比較的住みやすそうですね。国によっては日本人の居住区すらあるようですし。リタイヤ生活本番までにじっくり検討して行きたいものですね。ただ妻の同意を得るのが一番の関門かも知れません。(笑)
たま│URL│2011/10/23(Sun)17:25:51│
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ただ、円建てで魅力的な海外ファンドとなると極端に選択肢が狭まるわけで、今の状況では積極的に投資し難いのも事実です。日本で海外投資が広がらない大きな要因は金融規制の問題もありますが、円高による減損により思うような収益メリットを受けられない事も大きな要因としてあるように思います。(事実、私も投資以来、ファンド自体の収益以上の大きな為替損によりプラスに転じる事ができません。)これは世界一の債権国である日本特有のジレンマかも知れませんね。
いつの事になるか分かりませんが、過去から延々と続く円高トレンドが本当に止まった時に初めて本格的な海外投資の時代が来るのかも知れませんね。
なお、じん様は海外生活も視野に入れられているとの事ですが、どのような国々をお考えでしょうか?私も今のところ日本で骨を埋める覚悟をしておりますが、その時の情勢によっては海外生活も考えたいと思っておりますので、ご参考までに教えて頂ければ有難いです。