2015/12/10
12:28:30


東洋経済に『遺伝子組み換え、成長促進ホルモン・・・「食の安全」に拭えぬ懸念』という記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思います。
TPPの導入により、「遺伝子組み換え表示」や「防かび剤使用の表示」などが出来なくなる懸念があると書かれています。
米国は、「遺伝子組み換えが安全でないというなら、科学的根拠を示せ」と要求し、最終的にはISD条項での提訴に踏み切る可能性があります。ISD条項での訴訟は、世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターが取り仕切ります。
これは、米国に有利な結果となるとも言われており、韓国は米韓FTAでさんざんな目にあっているようです。
現時点でさえ放射能や成長ホルモン、さらに農薬・抗生剤の使用問題など、多くの問題があると思っていますが、ここにさらに表示不可となれば、自分がどのようなものを食べているのか?という判断も出来ない状況になるのです。
堤 未果氏が関西のTVで述べていたことですが、関東のTVでは「ISD条項について話してはいけない」との事前の通達があるようです。
このような圧力もあり、ISD条項が報道で取り上げられることが少ないのですが、われわれは真実を知っておく必要があります。
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コメント
安倍政権の姿勢
私の信条は、別に右でも左でもありませんが、安倍政権の米国追従姿勢には呆れるばかりです。堤氏の書かれた本について、何冊か読まさせて頂きましたが、しっかりとした取材をもとに、論理的に考察されたものと感じます。やはり、政府のメディアコントロールの姿勢が日に日に強くなっているのでしょうか?
熊のぷー│URL│2015/12/22(Tue)21:56:59│
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Re: 安倍政権の姿勢
自分も安倍政権の米国追従姿勢には呆れています。政府のメディアコントロール姿勢も強くなってくると思われます。
それにしても、据置(軽減ではなく)税率に新聞も・・などと、政府にすり寄るメディアには期待できると思えません。
それにしても、据置(軽減ではなく)税率に新聞も・・などと、政府にすり寄るメディアには期待できると思えません。
じん│URL│2015/12/23(Wed)10:14:29│
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