2018/03/28
12:53:52


今回ご紹介するのは、ベトナムで1841年〜1847年にかけて発行された5銭銀貨です。第二次世界大戦当時に植民地として支配していたフランスが、戦争終了後に本国に撤退した際に、大半の金貨・銀貨をフランスに持ち帰り溶解したと言われております。そのため、数が少ない上、状態の良いものが非常に限られてしまっているのが現状のようです。
皆さんも、ある程度の数字(鑑定の数字がつく/AU Detailsとかでないもの)がつく金貨・銀貨を見つけられましたら、購入しておいても悪くないと思います。
自分も集めていこうと思っております。
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12:00:00


ここのところ、コインを取り上げていませんでしたので、久しぶりの登場です。
写真は古代ギリシャのシシリア・シラクサで BC317-289に鋳造された金貨です。表面はアガソクレス、裏面は2頭立ての戦車となっています。
アガソクレスはシラクサの僭主で、王を自称しました。僭主とは、本来の皇統、王統の血筋によらず、実力により君主の座を簒奪し、身分を超えて君主となる者(Wikipediaより)とのことです。
このコインは小さめで4.27g、直径も15mm程度ですが、2000年以上前の金貨とは思えない美しさを保っています。コイン端にバンプがあるために、(NGC鑑定で)Surfaceは 3/5 となっていますが、Strikeは 5/5 と最高評価です。
国内のコイン商・オークションなどではあまり見かけないコインだと思われます。
2017/06/11
12:05:21


古代ギリシャのアテネで作られたテトラドラクマ銀貨を入手してみました。
この銀貨は古いものですが、かなり多めに出回っていますので、高価なコインではありません。オモテはアテネ神、ウラはフクロウとオリーブの葉っぱ、そして三日月とAOEの文字というのが特徴です。(フクロウ銀貨とも呼ばれています)
『銀鉱山があったアテネでは、フクロウ銀貨と呼ばれる良質の銀貨が発行され、地中海世界の軍事・政治中心となり、ペルシャ戦争に勝利したアテネの繁栄は同銀貨が支えた。』(世界の金貨と銀貨より)
古代コインは歴史を振り返るという意味でも面白いと思います。
コインをきっかけに歴史の勉強をもう一度し、コインが生まれた時代背景を考察してみたいと思います。
ところで、この銀貨は比較的多く出回っており、海外オークションでは(オークションごとに)AUクラスのものが、5枚前後は出品されているようです。
そのため、AUクラスでも落札価格が1,000ドル前後(もちろん状態によって異なりますが)となっており、安価な水準で保たれているようです。
一方、国内市場では、(少し前に)上記の写真のコインよりも状態の悪いものが、某コイン商で42万円で売っていました。このように国内価格と海外価格に開きがあり、ここにチャンスがあるのでは・・と考えられます。
2017/04/19
12:54:27

今年もGW中の4月28日〜30日に東京・日本橋のロイヤルパークホテルで第28回となる「東京国際コイン・コンヴェンション」が開催されるようです。
今年もどこかで遊びに行ってみようかと思っております。
先日も英国の600年以上昔のコインを購入したりと、コインもこつこつ集めています。ペーパーアセットだけではなく、実物資産も重要ですので、今後も一定割合を金貨や地金などに振り分けいく所存です。
そのためには、常日頃からの勉強が重要だというわけです。
2016/11/12
12:24:18
11月11日(金)〜13日(日)まで、東京・大手町サンケイプラザで「第14回 東京コインショー」が開催されています。
自分のところにも案内の小冊子が来ていましたが、今週末は四国で「食生活の改善」をテーマにした講演会を依頼されており、日程が重なってしまっているため行けそうもありません。20日の「銀座コインオークション」には行きたいと思っています。
自分のところにも案内の小冊子が来ていましたが、今週末は四国で「食生活の改善」をテーマにした講演会を依頼されており、日程が重なってしまっているため行けそうもありません。20日の「銀座コインオークション」には行きたいと思っています。