2008/12/31
09:35:12
2008年をふり返りますとこれほど前半と後半で印象が違う年もなかったのではないでしょうか。
年の前半には「トヨタ最高益更新!!」というニュースでしたが、年末には「初の営業赤字」になり、世の中の動きの早さに正直驚いております。
思えば、自分が生まれた昭和30年代というのは高度成長期で「明日は今日より良くなる」と誰もが信じておりましたし、実際にそうなってきました。
ただし、時代の流れは決して速くなく、今思えば人間がついていけるスピードだったような気がしております。
その時代には年の前半に最高益を更新した企業が後半に赤字に陥るということはなかったでしょう。90年代のインターネットの普及あたりから、スピードが急激にアップしたような気がしてなりません。しかも、このスピードは普通の人々がついていけるスピードを遥かに昇華しているのだということを今回改めて実感させられました。
また、金融危機に端を発した「経済危機」は2009年からが本番です。今までは「派遣労働者は大変だ」と思っていた正社員の人にもリストラの嵐が吹き荒れるでしょうし、大企業の倒産や新興国などの破産もあるでしょう。
この嵐は5年程度は続くと覚悟して下さい。
「そうした中でどう生きて行くのか?」ということを改めて考えてみる正月にしようと思っております。
年の前半には「トヨタ最高益更新!!」というニュースでしたが、年末には「初の営業赤字」になり、世の中の動きの早さに正直驚いております。
思えば、自分が生まれた昭和30年代というのは高度成長期で「明日は今日より良くなる」と誰もが信じておりましたし、実際にそうなってきました。
ただし、時代の流れは決して速くなく、今思えば人間がついていけるスピードだったような気がしております。
その時代には年の前半に最高益を更新した企業が後半に赤字に陥るということはなかったでしょう。90年代のインターネットの普及あたりから、スピードが急激にアップしたような気がしてなりません。しかも、このスピードは普通の人々がついていけるスピードを遥かに昇華しているのだということを今回改めて実感させられました。
また、金融危機に端を発した「経済危機」は2009年からが本番です。今までは「派遣労働者は大変だ」と思っていた正社員の人にもリストラの嵐が吹き荒れるでしょうし、大企業の倒産や新興国などの破産もあるでしょう。
この嵐は5年程度は続くと覚悟して下さい。
「そうした中でどう生きて行くのか?」ということを改めて考えてみる正月にしようと思っております。