2010/08/27
10:05:05
2XLの解約に伴い乗り換えファンドの検討をしてきましたがそろそろ最終回としたいと思っております。
ここを読んでいただいている方は、お分かりでしょうけれど自分の投資の中心はMFのトレンドフォロー戦略のファンドADPです。
これを多く保有している(というよりもNAVが上昇してくれたおかげで増えたのですが)という前提があります。2008年の時にはそれも機能したのですが、残念ながら2009年には初めて年間通じてマイナスという結果になってしまいました。ちなみに、今年は回復基調です。
ADPは2002年に投資を開始して「10年は保有する」と宣言しておりますので、少なくとも2012年までは保有継続予定です。
ところで、2005年に鳴り物入り(ADPと同じパフォーマンスで、ADPよりも低いボラティリティという触れ込み)で登場したMan 2XLが全くぱっとせず、解約に至りました。今年に入ってもダメダメです。
今回その2XLの資金が戻ってきたので、最投資に関してはもう少し視点を絞って戦略をたてることにしました。
「2008年のリーマンショックをある程度は乗り越えたが、米国を始め日本も欧州も近いうちに本格的に景気回復すると思えない。
中国を始めとして新興国はそれなりに景気が悪くないが、中国はバブル崩壊の危険性がある、他の新興国にしても長期的には伸びていくだろうが、短期的には不透明感が残る」
「一方、世界人口はこれからも増加していく。そうなると今後も小麦や大豆などの食料は重要性が増していく。
しかしながら、今回のロシアのように自国が危機になれば、食料の輸出国は輸出しないようになる。
そうなると、自ずと価格は高騰していく。
これからも食糧危機に繋がるような、地球の天候不順は頻発する可能性が高い」
こうした基本戦略を踏まえ、今までファンドを検討してきましたが、今回は最終回として農産物に特化しているETFです。
PowerShares DB Agriculture (DBA)という商品です。
この商品は、コーン、小麦、豆、砂糖の先物に連動するETFです。ETFであるために手数料が安価でありますが、反面日本で扱いがある証券会社が限られているというのが残念です。
ひまわり証券などは、CFD(差金取引)として扱いがあるようです。
参考資料 ひまわり証券 海外ETF
現在のデータは下記のようになります。

これを見てもお分かりのように今年の前半からは多少上昇しておりますが、25前後の数字を維持しており比較的に安定的です。しかしながら、今後もこの水準を維持するのかどうかというのが判断の基準になると思います。
これを維持していくとお考えであれば、これに投資をする旨みはあまりないと思います。
しかしながら、今後は食糧不足から上昇基調になるのではないかと考えている自分としては興味深いのです。
最終回の今回はいわゆるヘッジファンドではなく、ETFというものを候補に上げました。
自分としては今まで7回のシリーズで検討してきたファンドから選択していこうと思っております。
そのうち検討結果および再投資のご報告ができると思います。
ここを読んでいただいている方は、お分かりでしょうけれど自分の投資の中心はMFのトレンドフォロー戦略のファンドADPです。
これを多く保有している(というよりもNAVが上昇してくれたおかげで増えたのですが)という前提があります。2008年の時にはそれも機能したのですが、残念ながら2009年には初めて年間通じてマイナスという結果になってしまいました。ちなみに、今年は回復基調です。
ADPは2002年に投資を開始して「10年は保有する」と宣言しておりますので、少なくとも2012年までは保有継続予定です。
ところで、2005年に鳴り物入り(ADPと同じパフォーマンスで、ADPよりも低いボラティリティという触れ込み)で登場したMan 2XLが全くぱっとせず、解約に至りました。今年に入ってもダメダメです。
今回その2XLの資金が戻ってきたので、最投資に関してはもう少し視点を絞って戦略をたてることにしました。
「2008年のリーマンショックをある程度は乗り越えたが、米国を始め日本も欧州も近いうちに本格的に景気回復すると思えない。
中国を始めとして新興国はそれなりに景気が悪くないが、中国はバブル崩壊の危険性がある、他の新興国にしても長期的には伸びていくだろうが、短期的には不透明感が残る」
「一方、世界人口はこれからも増加していく。そうなると今後も小麦や大豆などの食料は重要性が増していく。
しかしながら、今回のロシアのように自国が危機になれば、食料の輸出国は輸出しないようになる。
そうなると、自ずと価格は高騰していく。
これからも食糧危機に繋がるような、地球の天候不順は頻発する可能性が高い」
こうした基本戦略を踏まえ、今までファンドを検討してきましたが、今回は最終回として農産物に特化しているETFです。
PowerShares DB Agriculture (DBA)という商品です。
この商品は、コーン、小麦、豆、砂糖の先物に連動するETFです。ETFであるために手数料が安価でありますが、反面日本で扱いがある証券会社が限られているというのが残念です。
ひまわり証券などは、CFD(差金取引)として扱いがあるようです。
参考資料 ひまわり証券 海外ETF
現在のデータは下記のようになります。

これを見てもお分かりのように今年の前半からは多少上昇しておりますが、25前後の数字を維持しており比較的に安定的です。しかしながら、今後もこの水準を維持するのかどうかというのが判断の基準になると思います。
これを維持していくとお考えであれば、これに投資をする旨みはあまりないと思います。
しかしながら、今後は食糧不足から上昇基調になるのではないかと考えている自分としては興味深いのです。
最終回の今回はいわゆるヘッジファンドではなく、ETFというものを候補に上げました。
自分としては今まで7回のシリーズで検討してきたファンドから選択していこうと思っております。
そのうち検討結果および再投資のご報告ができると思います。