2010/09/05
08:09:30
3A Commodity Fundの月次更新レポートが入ってきました。7月はやっとプラスに転じて、+1.76%となりました。
このペースで前半の不調を取り戻してもらいたいものです。
以下コメントです。
ファンドの7月のリターンはプラスとなりました。ほとんどの商品市場が景況感の改善と一部コモディティの需給のタイト化を背景として上昇しています。
農産物では小麦価格が相場上昇をリードし、急騰しています (CBTの12月10日限月が+37%)。これはロシアと中央ヨーロッパの穀倉地帯の干ばつの継続への懸念とロシアが小麦輸出の禁止に踏み切ったことによるものです。
大豆とトウモロコシの今後の在庫状況は極めてタイトと思われ、また大豆は中国からの大量輸入への依存状態が続いており、同セクターは今後も期待されます。
ソフト商品では、輸入国の在庫が極めて低水準であるため、7月も砂糖の上昇が続きました。また、在庫の減少が続いているアラビカ・コーヒーも上昇しています。
卑金属も在庫の減少(例えば、 錫のLME在庫は年初来からこれまでに50%減少しています)を背景に、7月に他のリスク資産とともに上昇(銅が+12%、亜鉛が+13%)しています。
貴金属では金が値下がりました(-5%)。 これは投機的なポジションの解消とマクロ面の懸念の後退によるものです。
エネルギーでは原油が上昇しました(WTI価格が+4.4%)。堅調な需要とマクロ面の懸念の後退によるものです。
ポートフォリオを構成するほとんどのマネジャーの月間パフォーマンスがプラスとなりましたが、砂糖、穀物、卑金属のロングポジションが最大のリターンをあげています。
エネルギーを専門とするマネジャーの月間成績もややプラスとなりましたが、これは中間留分と天然ガスの利益によるものです。エネルギーセクターに分散投資するマネジャーのポジションだけがマイナスに終わりました。
このペースで前半の不調を取り戻してもらいたいものです。
以下コメントです。
ファンドの7月のリターンはプラスとなりました。ほとんどの商品市場が景況感の改善と一部コモディティの需給のタイト化を背景として上昇しています。
農産物では小麦価格が相場上昇をリードし、急騰しています (CBTの12月10日限月が+37%)。これはロシアと中央ヨーロッパの穀倉地帯の干ばつの継続への懸念とロシアが小麦輸出の禁止に踏み切ったことによるものです。
大豆とトウモロコシの今後の在庫状況は極めてタイトと思われ、また大豆は中国からの大量輸入への依存状態が続いており、同セクターは今後も期待されます。
ソフト商品では、輸入国の在庫が極めて低水準であるため、7月も砂糖の上昇が続きました。また、在庫の減少が続いているアラビカ・コーヒーも上昇しています。
卑金属も在庫の減少(例えば、 錫のLME在庫は年初来からこれまでに50%減少しています)を背景に、7月に他のリスク資産とともに上昇(銅が+12%、亜鉛が+13%)しています。
貴金属では金が値下がりました(-5%)。 これは投機的なポジションの解消とマクロ面の懸念の後退によるものです。
エネルギーでは原油が上昇しました(WTI価格が+4.4%)。堅調な需要とマクロ面の懸念の後退によるものです。
ポートフォリオを構成するほとんどのマネジャーの月間パフォーマンスがプラスとなりましたが、砂糖、穀物、卑金属のロングポジションが最大のリターンをあげています。
エネルギーを専門とするマネジャーの月間成績もややプラスとなりましたが、これは中間留分と天然ガスの利益によるものです。エネルギーセクターに分散投資するマネジャーのポジションだけがマイナスに終わりました。
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