2011/01/15
21:09:01
ロイターによりますと
『欧州委員会のアルムニア委員(競争政策担当)は14日、ポルトガルなどのユーロ圏周辺国に絡む国債市場の混乱は、近く収束するとの見通しを示した。
同委員は記者団に対し、ポルトガルとスペインは適切な対応策を取っており、両国が今週実施した国債入札は成功裏に終わったと評価。「入札で安定がもたらされ緊張が緩和し、向こう数週間に現実的なものになるとみられる良好な傾向を示している」と述べた。』という記事が配信されました。
上記の発言には、自分としては懐疑的です。今までも楽観的な見方をしてきて、その後修正をしてきたという経緯を見れば、この発言をそのまま信用しないほうが良いと思います。
4〜5月のポルトガルとスペインの国債償還がどのように推移していくのかを見る必要があります。
たしかに、中国などによる欧州債券の買い入れは歓迎すべきものかもしれませんが、それがギリシャ、ポルトガルとスペインの財政問題の根本的な解決にはならないからです。
これを履き違えてユーロはもう大丈夫と見誤らないことが重要だと思います。
『欧州委員会のアルムニア委員(競争政策担当)は14日、ポルトガルなどのユーロ圏周辺国に絡む国債市場の混乱は、近く収束するとの見通しを示した。
同委員は記者団に対し、ポルトガルとスペインは適切な対応策を取っており、両国が今週実施した国債入札は成功裏に終わったと評価。「入札で安定がもたらされ緊張が緩和し、向こう数週間に現実的なものになるとみられる良好な傾向を示している」と述べた。』という記事が配信されました。
上記の発言には、自分としては懐疑的です。今までも楽観的な見方をしてきて、その後修正をしてきたという経緯を見れば、この発言をそのまま信用しないほうが良いと思います。
4〜5月のポルトガルとスペインの国債償還がどのように推移していくのかを見る必要があります。
たしかに、中国などによる欧州債券の買い入れは歓迎すべきものかもしれませんが、それがギリシャ、ポルトガルとスペインの財政問題の根本的な解決にはならないからです。
これを履き違えてユーロはもう大丈夫と見誤らないことが重要だと思います。
スポンサーサイト