2011/02/12
12:20:27


次のページは3つの砦の人口構造の続きと自民党の中に「X-Dayプロジェクト」という勉強会が誕生したと紹介しております。
どういったものかといいますと、「国債暴落後の世界でどうしたら良いのか」ということを研究していくものだそうです。そろそろ、国会議員の中にも真剣にX-Dayを考えるグループが出始めたようです。
また、国債豆知識の所では、デフォルトをどう見抜くかということで、「CDSに注目せよと」いうことが載っています。
CDSが2%を超えてくると、デフォルトへの危険水域になると書いてあります。
現在の日本国債のCDSが0.8%ですので、これからもCDSを注視していく必要がありそうです。
最後のページには、「近未来 ニッポン 3つのシナリオ」と題して、2020年代の近未来図が、悲観シナリオ・中間シナリオ・楽観シナリオの順で書かれております。
現時点では、楽観シナリオは現実的とは思えず、前2シナリオのどちらかであるような気がします。
また、国債豆知識の所では、デフォルトに備えるということで、幾つかの処方箋が示されております。
これは、いつも自分が言っていることとほぼ同じで、起こることとしては「金利上昇・自国通貨安・インフレ」ですので、これに備えた対策が必要だと訴えております。
ある意味、究極の策は固定金利でお金を借りて、外貨で運用するということかもしれませんね。
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