2011/05/14
12:08:41
昨日の終わりに「では、平均年齢2歳の差は、どのくらいの差なのでしょうか?」と書きました。
Tradadが81歳、EEAは83歳で2年違います。83歳の方が当然お迎えが来る時期が早いので、利益がでる可能性が高くなります・・・とここまでは想像できますよね。
では、どのくらいの差なのでしょうか? ここで少し頭の体操をしてみましょう。
United States Life Tablesのデータを見てみますと興味深いのは生存者数です。
生後0週間の100,000人がどれくらい生きているかという数字です。
81歳 53,338人
82歳 50,220人
83歳 46,982人
84歳 43,641人
85歳 40,222人
86歳 36,753人
87歳 33,267人
88歳 29,799人
と書いてあります。
ライフセトルメント系ファンドは平均5年程度でお亡くなりになる想定のようですので、81歳なら86歳までが、83歳なら88歳までがターゲットとなります。
81歳に生きている人が86歳迄に亡くなっている確率は
(53,338-36,753)÷53,338×100%=31.09%
83歳に生きている人が88歳迄に亡くなっている確率は
(46,982-29,799)÷46,982×100%=36.57%
となります。やはり・・・という計算結果だったと思います。
さらに、ライフセツルメント系ファンドののAssured Fundが興味深いレポートを出しております。下記のグラフを見てください。

割引いて買った保険証券の被保険者が長生きすると収益率にどのように影響してくるのかというグラフです。
1年長生きするごとに収益率が低下してくることが分かります。そういった意味からたった2年ですが、大きな2年だということをご理解いただけると思います。
投資家にとってファンドが保有している保険証券の平均年齢が重要なのです。
(続く)
Tradadが81歳、EEAは83歳で2年違います。83歳の方が当然お迎えが来る時期が早いので、利益がでる可能性が高くなります・・・とここまでは想像できますよね。
では、どのくらいの差なのでしょうか? ここで少し頭の体操をしてみましょう。
United States Life Tablesのデータを見てみますと興味深いのは生存者数です。
生後0週間の100,000人がどれくらい生きているかという数字です。
81歳 53,338人
82歳 50,220人
83歳 46,982人
84歳 43,641人
85歳 40,222人
86歳 36,753人
87歳 33,267人
88歳 29,799人
と書いてあります。
ライフセトルメント系ファンドは平均5年程度でお亡くなりになる想定のようですので、81歳なら86歳までが、83歳なら88歳までがターゲットとなります。
81歳に生きている人が86歳迄に亡くなっている確率は
(53,338-36,753)÷53,338×100%=31.09%
83歳に生きている人が88歳迄に亡くなっている確率は
(46,982-29,799)÷46,982×100%=36.57%
となります。やはり・・・という計算結果だったと思います。
さらに、ライフセツルメント系ファンドののAssured Fundが興味深いレポートを出しております。下記のグラフを見てください。

割引いて買った保険証券の被保険者が長生きすると収益率にどのように影響してくるのかというグラフです。
1年長生きするごとに収益率が低下してくることが分かります。そういった意味からたった2年ですが、大きな2年だということをご理解いただけると思います。
投資家にとってファンドが保有している保険証券の平均年齢が重要なのです。
(続く)
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