2011/08/18
09:56:53


以前にLM Managed Performance Fundをご紹介しました。
LM Managed Performance Fundですが、ファンドで集めた資金を商業施設開発業者などに貸し付け、その金利でリターンを得るという商品です。目標金利もので、安定した利回りが最大の特徴で、過去一度もマイナス運用になったことはありません。
ただし、開発段階の工期の遅れでファンドの満期が延長されることもあるようです。このあたりは考慮して投資をする必要があるかもしれません。
ところで話は戻り、今回ご紹介するLM Australian Income Fund(以下AIFと略)ですが、Managed Performance Fund(以下MPFと略)と違うのはMPFがオーストラリアの主に商業施設、不動産へ投融資するのに対し、上記右の資料の円グラフでも分かりますようにAIFは住居への投資が73.81%、土地開発に26.19%となっております。
MPFとは違い開発後の融資なので、不動産融資としてのデフォルトリスクはあれども、期限延長のリスクはかなり低いと思われます。
AIFもMPFと同じように目標金利ものとなっております。2011.8/1付のデータをみると豪ドル建て/1年もので7.5%、2年もので8.0%、3年もので8.5%となっております。
イメージ的に言うと、ランドバンキングに対抗するMPFとは異なり、AIFは日本で言うと不動産貸付信託の対抗版といった感じでしょうか。
1年もので更新していくか、3年ものでじっくり待つか、皆さんの選択はどうでしょうか?
また、MPFもAIFもオーストラリアの不動産などに投資をするので、オススメ通貨は「豪ドル建て」です。
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