昨日の比較グラフで比較的ブレが少ないファンドがADPとWinton、そしてこの2つは2008年12月末ころまではほぼ同じような動きだったのが、それ以降のパフォーマンスに差があるということでした。

昨日のグラフですと差がわかりにくい部分もあるかと思い、本日はADPとWintonのみで比較してみました。



青で示したのがADP、赤がWintonとなります。昨日と同じようにスタートを2005年末（2006年年初）としてあります。2008年末にはほぼ同じ数値であることがお分かり頂けると思います。

昨日は気が付かなかったのですが、2009年も同じような傾向だったことが分かります。これはMF系のファンドが2009年は調子が悪く、ADPもWintonも設定以来初めてマイナスとなった年です。(ADPが-16.9%、Wintonが-4.63%）

細かくデータを見てみると、2009年10月末ではADPが143.6%、Wintonが147.4%でした。このあたりまでは比較的同じようなデータで来ていました。それが2011年8月末のデータではADPが155.4%、Wintonが170.2%と差がついています。

それでは、2009年以降に焦点を当ててみます。（続く）