2012/03/29
13:02:50
なんとなく株価も上昇してきて、ユーロ危機が去ったような感をお持ちの方も多いかと思います。
自分の感覚では、あまり解決したという感じを持っていません。外国法国債保有者の問題如何では危機が再燃するのではないかとも思えます。ロイターによりますと、ギリシャが外国法国債保有者の債務交換期限を4月4日に再延長したようです。
『関係筋によると、ギリシャは外国法に基づく国債保有者の債務交換期限を4月4日に再延長した。延長は今回で2回目となる。
3月9日時点で、ギリシャは当該国債保有者の69%が民間部門関与(PSI)への参加で合意したと表明、交換期限を中央欧州時間(CET)で23日夜9時に延長していた。名目上のヘアカット(債務元本減免)率は53.5%で、この分を投資家は放棄することになる。
関係筋によると、債務交換に反対する向きが保有する銘柄の償還日が5月15日となっており、この日が実質的な債務交換の期限とみられ、ギリシャはそれまで期限延長を継続する可能性がある。当該銘柄は4億5000万ユーロ規模の変動利付債』とのことです。
また、3/18の日経ヴェリタスにも『ギリシャ「デフォルト第2幕」に警戒感』というコラムが出ていました。

内容は読んで頂ければ分かりますが、米ピムコのCEOは「債務再編は、緊縮財政との合わせ技で政府債務残高を2020年時点で国内生産比120%以下に抑えるのが狙いだが、達成の可能性は低く、持続可能ではないと言っています。その後ギリシャが再び酸欠になるだろう」との見方です。
つまり、自分も同じ意見でギリシャも含めた欧州の債務問題は解決したというよりも、時間稼ぎをしている状況だと思っております。
外国法国債保有者の問題は、ひとまず4/4に期限を延長しましたが、今回はどうするのか?、5/15の償還日まで最延長するのか?、注視していきたいと表います。
自分の感覚では、あまり解決したという感じを持っていません。外国法国債保有者の問題如何では危機が再燃するのではないかとも思えます。ロイターによりますと、ギリシャが外国法国債保有者の債務交換期限を4月4日に再延長したようです。
『関係筋によると、ギリシャは外国法に基づく国債保有者の債務交換期限を4月4日に再延長した。延長は今回で2回目となる。
3月9日時点で、ギリシャは当該国債保有者の69%が民間部門関与(PSI)への参加で合意したと表明、交換期限を中央欧州時間(CET)で23日夜9時に延長していた。名目上のヘアカット(債務元本減免)率は53.5%で、この分を投資家は放棄することになる。
関係筋によると、債務交換に反対する向きが保有する銘柄の償還日が5月15日となっており、この日が実質的な債務交換の期限とみられ、ギリシャはそれまで期限延長を継続する可能性がある。当該銘柄は4億5000万ユーロ規模の変動利付債』とのことです。
また、3/18の日経ヴェリタスにも『ギリシャ「デフォルト第2幕」に警戒感』というコラムが出ていました。

内容は読んで頂ければ分かりますが、米ピムコのCEOは「債務再編は、緊縮財政との合わせ技で政府債務残高を2020年時点で国内生産比120%以下に抑えるのが狙いだが、達成の可能性は低く、持続可能ではないと言っています。その後ギリシャが再び酸欠になるだろう」との見方です。
つまり、自分も同じ意見でギリシャも含めた欧州の債務問題は解決したというよりも、時間稼ぎをしている状況だと思っております。
外国法国債保有者の問題は、ひとまず4/4に期限を延長しましたが、今回はどうするのか?、5/15の償還日まで最延長するのか?、注視していきたいと表います。
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