2012/05/05
16:04:26

Winton Futures Fundの4月の成績を頂きましたのでご報告します。
WFF(Class B)ドル建てですが、4月は+0.12%(概算値)となり、年初来は-0.76%(概算値)となったようです。債券・農産物・短期金利でプラスとなった反面、株式指数・通貨・エネルギーなどでマイナスとなりました。
Winton社の分析によりますと「市場間での相関率が上昇してきており、分散投資効果が得られなくなってきている」とのことです。そのため、MF系のファンドのように多くの市場に分散投資をするファンドでも思ったような収益が上げられないという状況が継続していると思われます。
また、同社は「相関関係の上昇(つまり分散効果の低下)により、15%の能力低下をシュミレーションデータは示している」とも報告しております。これを改善するために「研究開発チームの人数を増やすこと、現物株式の取引の導入も実施している」とのことです。
つまり、今までと同じプログラムを継続していくということでは、同じようなパフォーマンスを上げられなくなってきているということを示しています。
これは自分の意見と同じです。
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