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2012年5月8日付 英フィナンシャル・タイムズ紙に「ギリシャ危機が暴く仏新大統領の本音」というタイトルの記事が出ていました。

『5月6日夜、新たに選出されたフランス大統領が地方で演壇に立ち、欧州における緊縮財政との戦いをリードすると宣言した。
大陸の反対側では、彼は本気なのかとギリシャの有権者が問いかけた。ギリシャ救済策の合意内容を無効にするか再交渉したいと望む政党に圧倒的多数で投票し、フランソワ・オランド氏に過酷なジレンマを突きつけたのだ。
オランド氏は緊縮に反対するギリシャ国民を支持するのか?それともドイツ政府と国際通貨基金(IMF)を支持し、ギリシャ救済策は再交渉できないと主張するのか?

■ドイツとたもとは分かてない

オランド氏の選択はフランスと欧州の運命を左右する。同氏が自身を南欧の反逆者のリーダーとして位置づける可能性もある。スペインとイタリアの政府が(名目上は政治的な系統が異なるにもかかわらず)フランス社会党のオランド氏を声援してきたことは間違いない。彼らもギリシャ人と同じように、ドイツの緊縮主義に対抗する動きを望んでいる。

しかし、フランスが欧州連合(EU)内でドイツを孤立させようとすれば、戦後のフランス外交にとって歴史的な転換となる。フランスの政策は「仏独カップル」が一緒にEUを運営すべきという考えを中心に築かれているからだ。フランスが南欧と組めば、欧州有数の力強い経済国という自己像を傷つけ、金融市場の認識が悪化する恐れもある。何よりダメージが大きいのは、仏独間の明らかな亀裂がEUと単一通貨ユーロの基盤に断層を生み、欧州全域で問題を引き起こすことだ。

■成長協定や「プロジェクト債」で同意か

そのため、大半のアナリストはオランド氏がEUの議論を「成長」の方向に変えたと言える程度のジェスチャーをドイツ政府から引き出して手を打つと考えている。オランド氏が選ばれる前から、ベルリンとパリの専門家は、あり得る独仏合意の輪郭を描いていた。

想定されるオランド・メルケル合意はこうだ。オランド氏は、本人が既にほのめかしたように、EUの新たな財政協定(財政均衡に向けた取り組みに法的拘束力を持たせる協定)の再交渉を求める要求を修正する。その代わりドイツは曖昧な文言の新たな成長協定に合意して財政協定と並べる。同様にドイツはユーロ債(EU共通の債券発行)に対するオランド氏の要求を拒否するが、EUが裏書きしインフラ事業の資金を賄う「プロジェクト債」には恐らく同意するだろう。

欧州投資銀行(EIB)による融資枠の拡大でも合意が成立する見込みだ。これはEUと仏独の典型的なごまかしだ。参加者全員の名誉ある撤退を可能にし、諸外国はおおむね何の影響も受けず、多少困惑することになる。

■ユーロ離脱の危機にひんするギリシャ

だがギリシャの政治的火山の噴火は、この構図を著しく複雑にする。ギリシャの問題は極めて深刻化しており、巧妙に書かれた2~3の条項をEU条約に加えても解決できない。必要なのは確固たる危険な決断だ。

特に問題なのは、ギリシャが直近の救済計画で求められた数十億ユーロの追加歳出削減を今後数カ月で推し進めるのかどうかだ。ギリシャが実行を拒めば、IMFは支援の次回実行分の支払いを許可しないとしている。そうなればギリシャ政府の資金は尽きる。痛みはあっても管理された年金・賃金カットは、はるかに混沌とした危険なものに取って代わられる。ギリシャが強制的にユーロから離脱させられる可能性も大幅に高まるだろう。

ギリシャ総選挙の速報は、この過酷な選択が近づいている可能性を示唆する。救済策を支持する2大政党の新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の得票率は3割程度にとどまった。両党は連立政権の樹立に苦労する見込みで、ギリシャは近々、再び選挙に直面するかもしれない。

■ギリシャ新首相も合意に反旗か

さらに、ND党首で次期首相の可能性が依然として最も高いアントニス・サマラス氏でさえ、ギリシャ救済策の合意内容の変更を主張するだろう。サマラス氏は、外国人に押し付けられた極めて不人気な緊縮策と中道派の両党が結び付けられている事実が危険なことを知っている。

特にサマラス氏はギリシャ企業が切に減税を求めていると考えている。だが、この点でドイツのメルケル首相からは何の励ましもない上、サマラス氏とメルケル首相の関係は恐ろしいほど悪い。

もしサマラス氏が首相になったら、自分をドイツの緊縮政策に反対する理性的な反逆者と位置づけるだろう。そうなれば、サマラス氏はオランド氏の自然な協力者のように聞こえる。

■オランド氏のレトリックでは救えない

実際は、ギリシャを支持するかドイツを支持するかという選択を迫られた場合、フランスはほぼ間違いなくドイツを選ぶ。しかし、そのような選択はオランド氏の反緊縮論が空虚なレトリックであることを暴露する。フランスがIMFとドイツを支持し、経済の縮小や失業率の急増に見舞われるギリシャに大幅な緊縮を押し付ける構図と比べると、「プロジェクト債」に向けた多少のジェスチャーは無意味だ。

ギリシャの政治的混乱と融通の利かないIMFという組み合わせは、ギリシャが今夏、新たな危機に陥ることを示唆する。そのときEUは重大な選択に直面する。IMFが手を引くのをよそに、EUはさらなるギリシャ向け支援に踏み切るのか?それとも、ギリシャ支援を拒み、その選択に伴う政治・経済的リスクを受け入れるのか?

これほどの危機に直面すると、欧州を緊縮から救うというオランド氏の曖昧な励ましのレトリックは大して意味がない。』

FT紙によりますとフランスはドイツかギリシャかという選択を迫られた際には、ドイツを取るだろうと予想されますが、それによりユーロの安定がもたらされるということはないと思われます。

ギリシャの総選挙結果により、与党は過半数の確保が出来ず、組閣さえ出来ない状況に陥っております。今朝の情報によりますと第1党に引き続き、第2党も組閣を断念したとのことです。このままの状況ですと再選挙という選択肢が有力です。

ユーロ維持のためには、ドイツがギリシャの債務を肩代わりするしか解決方法はないと思います。それが出来ないのであれば、問題は解決しないでしょう。しかし、それをドイツは拒んでいます。つまり、結論は決まっていると思われますが・・・。

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じん

  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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