2013/02/21
14:50:02
日経新聞ネットによりますと
『20日午後のニューヨーク外国為替市場で円の対ドル相場が下げ幅を広げ、一時1ドル=94円05銭近辺を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が発表した1月29~30日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、参加委員らが国債購入など量的金融緩和策の将来の縮小・停止について活発な議論を交わしていたことがわかり、ドル買いが膨らんだ。
議事要旨によると、量的緩和策について多くの会合参加者が「効果とコスト、リスクの判断結果によっては、労働市場の見通しが大幅に改善する前であっても、資産購入を次第に減らしたり終了したりすることができる」との見解を示していた。量的緩和の有効性と同時に、将来のインフレやFRBが損失を被る可能性などリスク要因を指摘する参加者も多かった。
FRBは事実上のゼロ金利政策に関しては、現在8%弱の米失業率が6.5%程度に下がるまで維持する方針を表明ずみ。金融市場では、FRBが並行して実施する毎月850億ドル(約8兆円)の債券購入策がいつまで続くのかが関心事になっていた。』とのことです。
また、財務省が20日発表した1月の貿易統計速報によりますと、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆6294億円の赤字だったようです。単月の赤字額としては、欧州債務危機や円高の影響で輸出が落ち込んだ2012年1月の1兆4815億円を上回り、比較可能な1979年以降で最大となります。
原発の稼働停止で火力発電用の液化天然ガスや原油などの輸入が増えたことに加え、大幅な円安で全体の輸入額が膨らんだことが主な原因です。貿易収支の赤字は7カ月連続となり、輸出総額が前年同月比6.4%増の4兆7992億円だった一方、輸入総額は7.3%増の6兆4286億円と、輸出の伸びを上回ったことになります。
輸入は外貨建て取引の割合が大きく、円相場が1年前に比べ対ドルで約12%も円安になったことが赤字拡大の要因です。これはすでに日本が輸出で稼いでいるという訳ではないということを示しています。
日本は円高の時期がかなり長く、既に各企業は円高対策を取っていたため、円安の効果はどれほどあるのか・・・。
もっと早い時期に円安政策を取っていたら違っていたのではないかと思っています。
『20日午後のニューヨーク外国為替市場で円の対ドル相場が下げ幅を広げ、一時1ドル=94円05銭近辺を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が発表した1月29~30日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、参加委員らが国債購入など量的金融緩和策の将来の縮小・停止について活発な議論を交わしていたことがわかり、ドル買いが膨らんだ。
議事要旨によると、量的緩和策について多くの会合参加者が「効果とコスト、リスクの判断結果によっては、労働市場の見通しが大幅に改善する前であっても、資産購入を次第に減らしたり終了したりすることができる」との見解を示していた。量的緩和の有効性と同時に、将来のインフレやFRBが損失を被る可能性などリスク要因を指摘する参加者も多かった。
FRBは事実上のゼロ金利政策に関しては、現在8%弱の米失業率が6.5%程度に下がるまで維持する方針を表明ずみ。金融市場では、FRBが並行して実施する毎月850億ドル(約8兆円)の債券購入策がいつまで続くのかが関心事になっていた。』とのことです。
また、財務省が20日発表した1月の貿易統計速報によりますと、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆6294億円の赤字だったようです。単月の赤字額としては、欧州債務危機や円高の影響で輸出が落ち込んだ2012年1月の1兆4815億円を上回り、比較可能な1979年以降で最大となります。
原発の稼働停止で火力発電用の液化天然ガスや原油などの輸入が増えたことに加え、大幅な円安で全体の輸入額が膨らんだことが主な原因です。貿易収支の赤字は7カ月連続となり、輸出総額が前年同月比6.4%増の4兆7992億円だった一方、輸入総額は7.3%増の6兆4286億円と、輸出の伸びを上回ったことになります。
輸入は外貨建て取引の割合が大きく、円相場が1年前に比べ対ドルで約12%も円安になったことが赤字拡大の要因です。これはすでに日本が輸出で稼いでいるという訳ではないということを示しています。
日本は円高の時期がかなり長く、既に各企業は円高対策を取っていたため、円安の効果はどれほどあるのか・・・。
もっと早い時期に円安政策を取っていたら違っていたのではないかと思っています。
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