2013/03/31
12:16:05
AP通信によりますと
『欧州連合(EU)ユーロ圏諸国による救済が決まったキプロスで、大手銀行2行のうち、存続するキプロス銀行の大口預金の損失割合が最大60%に達する見通しであることが30日、分かった。AP通信がキプロス中央銀行や財務省当局者の話として報じた。
キプロス銀行の大口預金はこれまで、最大40%程度がカットされると見込まれていたが、従来の予想を大幅に上回る見通しが出てきたことで、預金者の反発が強まりそうだ。
当局者は、損失割合は少なくとも37.5%になるとの見通しを示した。カットの対象となるのは、預金保護の対象外である10万ユーロ(約1200万円)超の預金で、カット分は強制的にキプロス銀行の株式に転換される。
大手2行のうち、破綻処理に入っているライキ銀行の大口預金について、キプロス当局は損失割合が80%程度に上る可能性があるとの認識を示している。』とのことです。
10万ユーロ超の預金のカット率が当初は12,5%程度だったものが、最大40%という話になり、今回また新たに60%という話が出てきました。更に拡大する可能性があります。
また、イタリアでも2月の総選挙以来1ヶ月以上も内閣が組閣できない状況となっております。こちらも事態が好転しそうな状況にありません。
ユーロの憂鬱はまだまだ続きそうな気配です。
『欧州連合(EU)ユーロ圏諸国による救済が決まったキプロスで、大手銀行2行のうち、存続するキプロス銀行の大口預金の損失割合が最大60%に達する見通しであることが30日、分かった。AP通信がキプロス中央銀行や財務省当局者の話として報じた。
キプロス銀行の大口預金はこれまで、最大40%程度がカットされると見込まれていたが、従来の予想を大幅に上回る見通しが出てきたことで、預金者の反発が強まりそうだ。
当局者は、損失割合は少なくとも37.5%になるとの見通しを示した。カットの対象となるのは、預金保護の対象外である10万ユーロ(約1200万円)超の預金で、カット分は強制的にキプロス銀行の株式に転換される。
大手2行のうち、破綻処理に入っているライキ銀行の大口預金について、キプロス当局は損失割合が80%程度に上る可能性があるとの認識を示している。』とのことです。
10万ユーロ超の預金のカット率が当初は12,5%程度だったものが、最大40%という話になり、今回また新たに60%という話が出てきました。更に拡大する可能性があります。
また、イタリアでも2月の総選挙以来1ヶ月以上も内閣が組閣できない状況となっております。こちらも事態が好転しそうな状況にありません。
ユーロの憂鬱はまだまだ続きそうな気配です。
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