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英国学生寮のファンド「Mansion Student Accommodation Fund」の2013.6.13の成績を入手しましたのでご紹介します。
いつものように左側が手数料前払いファンド、右側が手数料後払いファンド(英ポンド建て)となります。2013年6月の成績は各々+0.74%、+0.62%と先月よりも若干改善傾向にあります。そのため年初来の成績は、+3.02%、+2.31%となっています。単月の成績としては今年の中で一番良いということが分かります。
では、これをどう考えるかです。
過去12ヶ月というスパンで見てみますと手数料前払いファンドは+6.32%、手数料後払いファンドが+4.85%と、こちらは先月の+7.16%および+5.64%というパフォーマンスから下落してきていることも事実です。
特に手数料後払いファンドですが、2010年は11.19%、2011年は12.14%と良好なパフォーマンスを示してしましたが、2012年に+8.06%と落ち込み、この12ヶ月は+4.85%とさらに悪化しています。前述のように、先月の時点では+5.64%でしたので下落に歯止めが掛かっていません。
手数料後払いファンドの年利が4.85%であると考えますと、1年以内に解約しますと解約手数料5%でマイナスパフォーマンスになるという計算です。
これでは投資をする意味があまりない(自分的にはまったく)と思っています。
上記の経緯を考えますと、ここ数ヶ月書いてきました”解約推奨”から一段レベルを上げて、”迅速な解約推奨”とします。
現在のパフォーマンスであれば、先日ご紹介しましたチアファンドの8%(2年満期・手数料なし)に投資をした方が良いと思います。
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