2013/07/27
12:24:59

日経ヴェリタス2013.7.21号に興味深い記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思っています。
タイトルは『中国経済、指導部に打つ手なし?』というものです。
中国の4〜6月の実質国内総生産(GDP)が前年同期比で7.5%の伸びにとどまったということです。しかしながら、問題はこれだけにとどまらず、経済はモンスター化し、指導部の手に負えない状態となっていると指摘する専門家もいます。
中国指導部は公共投資主導型の経済から国内消費型の経済への移行を目論みているようですが、すでに行き詰まっているとの見方もあります。しかも、国有銀行の財務状況やシャドーバンキングの問題もあり、今後のリスク要因の一つとして考えておく必要がありそうです。
また、そもそも中国当局の発表する様々なデータも信用できるとは言えず、何を持って判断すれば良いのかさえわからない状況です。今後も注視し続ける必要がありそうです。
スポンサーサイト