2014/02/17
12:15:24
TNKファンドの勉強会のまとめを書いてみたいと思っています。
今回の勉強会では、TNKファンドのスキームから新たなファンド設定の話まで色々とありました。全てをご紹介するのは不可能ですので、ポイントをご紹介したいと思っています。
まず、TNKファンドに関して今まで自分が少し誤った認識を持っていた部分の訂正のお話からさせて頂きます。
自分の中では「TNKファンドはプログラム運用のFX一任勘定取引」という認識でしたが、解析などはPCで行っているが、実際の取引はファンドマネージャー(3人)の合議(最終的には社長の判断)で行っているとのことでした。
つまり、様々なデータに基づき、その日の取引を行うかどうかを決め、行うと決まった時には入りのポイントと出口のポイントを設定するというのがファンドマネージャーの仕事ということになります。
TNKでは3つのモデルを用意していて、トレンド・トレード(トレンドがある場合)、レンジ・トレード(ボックス相場の場合)、ブレイクアウト・トレード(ボックス相場のサポートラインから外れた場合)がその3つだとのことです。
トレンド・トレード・モデルに関しては、皆さんもご想像できますように、トレンドフォロー戦略です。上昇相場では、買ってから売り、下落相場では売りから入り、出口では買い戻すということになります。
この時には、ゲイン側で0.4%の利益幅を設定し、ストップロス側に0.2%を設定するとのことです。
次に、レンジ・トレード・モデルですが、ゲイン側0.25%、ストップロス側0.15%、そして、ブレイクアウト・トレード・モデルはゲイン側0.3%、ストップロス側0.15%を設定しているとの説明でした。
また、トレンド・トレード、レンジ・トレード、ブレイクアウト・トレードの割合は、70:20:10だとのことです。トレンドトレードが多いのは、トレンドトレードの方が0.4%という他の戦略よりも大きめの利益幅を設定していますので、TNKとしてもトレンドトレードのサインが出ている通貨ペアでトレードしたいということなのです。
トレンドトレードを第一に捜し、それがない場合にはレンジトレードやブレイクアウトトレードなどのモデルを検討し、それでも・・・という場合には、その日の取引は中止ということになると思われます。
皆さんの日々のレポートで取引なしというのは、こうした状態に相当するのですね。
ところで、通貨ペアですが、10大通貨を設定していると言っていましたが、殆どはUSD・EUR・GBPということです。
JPYなどはロンドン時間では夜中となるので設定しづらく、マイナー通貨では流動性の関係でポジションが閉じられないという恐れがあるとのことでした。
こうした状況からどうしてもこの3通貨での取引が多くなるようです。(続く)
今回の勉強会では、TNKファンドのスキームから新たなファンド設定の話まで色々とありました。全てをご紹介するのは不可能ですので、ポイントをご紹介したいと思っています。
まず、TNKファンドに関して今まで自分が少し誤った認識を持っていた部分の訂正のお話からさせて頂きます。
自分の中では「TNKファンドはプログラム運用のFX一任勘定取引」という認識でしたが、解析などはPCで行っているが、実際の取引はファンドマネージャー(3人)の合議(最終的には社長の判断)で行っているとのことでした。
つまり、様々なデータに基づき、その日の取引を行うかどうかを決め、行うと決まった時には入りのポイントと出口のポイントを設定するというのがファンドマネージャーの仕事ということになります。
TNKでは3つのモデルを用意していて、トレンド・トレード(トレンドがある場合)、レンジ・トレード(ボックス相場の場合)、ブレイクアウト・トレード(ボックス相場のサポートラインから外れた場合)がその3つだとのことです。
トレンド・トレード・モデルに関しては、皆さんもご想像できますように、トレンドフォロー戦略です。上昇相場では、買ってから売り、下落相場では売りから入り、出口では買い戻すということになります。
この時には、ゲイン側で0.4%の利益幅を設定し、ストップロス側に0.2%を設定するとのことです。
次に、レンジ・トレード・モデルですが、ゲイン側0.25%、ストップロス側0.15%、そして、ブレイクアウト・トレード・モデルはゲイン側0.3%、ストップロス側0.15%を設定しているとの説明でした。
また、トレンド・トレード、レンジ・トレード、ブレイクアウト・トレードの割合は、70:20:10だとのことです。トレンドトレードが多いのは、トレンドトレードの方が0.4%という他の戦略よりも大きめの利益幅を設定していますので、TNKとしてもトレンドトレードのサインが出ている通貨ペアでトレードしたいということなのです。
トレンドトレードを第一に捜し、それがない場合にはレンジトレードやブレイクアウトトレードなどのモデルを検討し、それでも・・・という場合には、その日の取引は中止ということになると思われます。
皆さんの日々のレポートで取引なしというのは、こうした状態に相当するのですね。
ところで、通貨ペアですが、10大通貨を設定していると言っていましたが、殆どはUSD・EUR・GBPということです。
JPYなどはロンドン時間では夜中となるので設定しづらく、マイナー通貨では流動性の関係でポジションが閉じられないという恐れがあるとのことでした。
こうした状況からどうしてもこの3通貨での取引が多くなるようです。(続く)
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