2014/10/24
12:47:04

日経ヴェリタス2014.10.19号に「窮地のアベノミクス第2幕」という日本経済研究センターの小峰氏が寄稿した記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思っています。
小峰氏は2014年4月以降(アベノミクス第2幕と呼んでいる)は国内景気の局面が変わったと見ており、明らかに変調が来ていると指摘しています。
これはブログでも何度か指摘させて頂いてきたことと一致しています。
アベノミクス第2幕の展望としては、「成長率が低下して、景気後退の可能性が高まり、2%の物価目標は達成できない」ということを予想しているようです。
こうした変化は消費増税の判断にも影響するものと思われ、物価上昇率2%の目標達成も困難ということが明らかになれば、追加緩和という流れにもなるのかもしれません。どちらにしても、第3の矢がない「今後のアベノミクス」に暗雲が垂れ込めていることは事実のようです。
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