2014/12/02
12:52:01

そして次に、お肉です。
安価なステーキ弁当の多くはハラミ肉(横隔膜)や加工段階で出てくるくず肉を、化学合成の「タンパク質分解酵素」で柔らかくした後に、脂身や卵白を加え、何層かに重ねてからプレスし、それを切りやすいように冷凍してから規定の暑さにカットして”ステーキ肉”として提供されるようです。
原価を落とすためには、牛肉以外の肉も入れる場合もあるようです。
(上記以外にも、飼料として与える遺伝子組み換えトウモロコシの影響や成長ホルモン剤、抗生剤など多くの問題があると思われます)
ところで、この本には記載されていませんが、皆さんもコンビニなどでとんかつ弁当を購入したことがあるのではないでしょうか。
その時に、自分で揚げたとんかつは切ると衣と肉が離れてしまうのに、こうした弁当のとんかつはそうしたことがないと思わなかったでしょうか?
そのわけは、結着剤と言われる食品添加物を使用することで、肉と衣をくっつけているのです。この結着剤は上記のような加工肉にも使用されていて、重合リン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩などが使用されています。
そして、弁当などについてくる醤油です。
以前、醤油についても書いたことがあると思いますが、外食産業や弁当、総菜製造販売などで使用される醤油は、醤油とは呼べない代物で、脱脂加工大豆を使い、小麦はポストハーベストに汚染されたもので、塩は塩化ナトリウム、加えて遺伝子組み換えトウモロコシを原材料とするブドウ糖果糖液糖やたんぱく加水分解物としてのアミノ酸、醸造用アルコール、合成甘味料、酸味料、防腐剤、濾過剤などを添加したものだそうです。
たんぱく加水分解物とは、タンパク質を含んでいる動物・植物由来の原材料を塩酸によって加水分解し、その後水酸化ナトリウムによって中和して製造されるもので、工業的に作られたアミノ酸です。この製造過程で生成されるクロロプロパノール類に発がん性があるとも言われています。
たんぱく加水分解物は食品添加物という指定ではなく、アミノ酸を含んだ食品の一部という認識をされているようで、たんぱく加水分解物を大量に使用していても「無添加」と表示してありますので、気をつける必要があります。
また、以前ブログでも言及したことがありますが、ブルドックソースには「食品添加物(着色料・増粘剤・化学調味料・甘味料)を加えていません」という表示があり、”健康に気を遣っていますよ”的なアピールがあるのです。
しかしながら、原材料(下記の写真参照)を見てみますと「ブドウ糖果糖液糖」を使用しているわけです。これは遺伝子組み換えトウモロコシが原材料です。
![DSC_0158[3]](http://blog-imgs-54.fc2.com/j/i/n/jinblog/20141202101153c73s.jpg)
そこで、「ブドウ糖果糖液糖を使用しているのは問題ではないか?」とメールで問い合わせをしました。ところが、返事は来ません。
そのため、再度問い合わせをしましたが、それでも返事は来ません。
(自分としては)不都合なことには返事をしない会社だと判断しました。
自分は”ブルドックソースの製品は買わない、使用しない”ということにしました。
色々と書いてきましたら、長くなってしまいました。そろそろ〆(しめ)としましょう。最後に、カップラーメンを製造しているメーカーの創業者一族の家訓です。
「創業者一族は自社製品を決して食べるべからず」
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