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エーデルワイス・ボラティリティ・ファンド(Edelweiss Volatility Fund)の11月の成績をお伝えします。お伝えしますのはいつものようにEdelweiss D USDとなります。
ボラティリティ(ぶれ)が大きいファンで、10月に-11.31%と大きく下げ、どうなるのかと思っていましたが、11月は少し戻してきました。
11月の単月成績は+3.91%で、年初来は-10.35%となっています。
今回はエーデルワイスについてファンドの立て付けも復習しておきましょう。
このファンドの特徴は、株式指数先物、株式指数オプション、VIX指数(ボラティリティ・インデックス)先物を用いて運用する戦略となります。100%コンピュータによるプログラム運用です。
実際のプログラムはエカモス(ecamos)というスイスの会社のシステムで、プログレッシブ・キャピタルがファンドを組成という立て付けになっています。
VIX指数ですが、日本では恐怖指数とも訳され、アメリカの主要株価指数(S&P500)を対象とするオプション取引の値動きを元に算出し、将来の投資家心理を示す数値とされています。
同指数は、金融危機のような事件が起こりますと人々の心理が不安になりますので、急激に上昇するという特徴があります。それに対して、不安は徐々に解消されますので、下落はゆっくりとしたペースになるのです。
一方、株価指数はこれとは逆で、上昇するときには徐々に上昇し、金融危機で下落するときには我先にと売り急ぎますから、急激に下落するという特徴があります。
このようにVIX指数が上昇していくときには、突然上昇しかも急上昇していくことが多く、プログラムで捉えきれないということが考えられます。
それに対して、下落していくときには徐々に下落していきますので、VIX指数での儲けは”下落時に売りから入ること”で得られるというわけです。
とまあ、ここまで立て付けの復習をしてきました。
2013年7月に募集開始して以来、あまり成績がぱっとしていないエーデルワイスですが、「今後、我々はどうするべきなのか?」ということです。
一つは「もう少し様子をみる」、もう一つは「乗換を考える」ということになると思います。様子をみる方はいいとして、乗り換える場合ですが、プログレッシブキャピタル内で乗換をすれば、解約しないで1%の手数料で乗換が可能です。
これを利用しない手はありません。(解約→再投資だと費用がもっと掛かる)
候補は・・・今までは「Lege Artis」と言ってきましたが、近いうちに新たな有力候補(まだブログでは書けませんが・・・)が出てくることが分かりました。
安定型であれば前者で、リターン狙いでしたら後者かなと思っています。
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