2014/12/22
12:57:51

昨日は「アクティブファンド VS パッシブファンド」を書きましたが、本日は続きとなります。「確定拠出年金で老後資金作り」ということで、老後の資金形成をパッシブファンドでするのであれば、証券会社の通常取引よりも、確定拠出年金を利用した方が圧倒的に有利だという情報です。(条件に合えばですが・・・)
確定拠出年金とは、公的年金に上乗せする私的年金で、加入者自身が商品を選んで、決めた掛け金(拠出金)で運用していく年金です。つまり、毎月の掛け金は決めておいて、受取額は運用成績次第で変わってくるということなのです。
確定拠出年金で支払った掛け金はすべて所得から差し引かれるため、所得税と住民税の支払いを減らすことができ、しかも運用中は同制度の金融商品の運用益は非課税となり、受け取り時にも税金が控除されます。デメリットとしては、60歳まで掛け金を下ろせないということは知っておく必要があります。
このように有益な制度をほとんどの人は活用しておらず(内容を知らない人も多い)、民間の個人年金保険などに入っていたりしますが、確定拠出年金の方が断然有利です。(民間保険会社の人は本当のことは言いません。売れなくなるので)
たまには、ファイナンシャルプランナーとしての話もしてみようかと・・・(笑)
確定拠出年金には、定期預金のような元本保証型も選択できますが、日銀が2%の継続的なインフレにすると言う以上、預金金利がそれ以下ですとマイナス金利と同じ状況になります。これは賢い選択ではありませんね。
そこで、自分のオススメは、「確定拠出年金で税金を減らしつつ、世界株式ETFをドルコスト平均法で積み立てしてはどうか?」ということです。
世界株式に投資をすることで、投資対象を全世界に分散できますし、米ドル・ユーロ・ポンド・日本円など世界の通貨を株式市場の時価総額に応じて保有しているため、為替リスクに中立であることもメリットです。(続く)
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