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2025年の世界予測

中原圭介氏の著書「2025年の世界予測(世界から読み解く日本人の未来)」を読みましたので、今回もまとめ的に書いてみようと思います。

まず、第一章、第二章では「エネルギー価格の今後の予測」について書かれています。物価を左右するのはエネルギー価格だとし、アメリカはシェールガス・シェールオイルにより、天然ガスは2015年までに、原油は2017年までに世界一の産出国になると予想しています。

さらに、シェールガス・オイルの埋蔵量は試算するごとにどんどん増えているようです。一方、今後は世界的な自動車の省エネ技術の進歩などにより、石油需要はそれど伸びないのではないかと・・・そうなりますとエネルギー価格価格の下落が予想されるわけです。

エネルギー資源では、1つのエネルギー価格の下落が引き金となって、ほかのエネルギー価格を次々と下落させていくという玉突き現象が起こって、エネルギー全体が安くなっていくとも予想しています。

これは、アメリカ一国でガス価格が安くなったことで、石炭が世界的に安くなり、天然ガスも欧州では下落圧力が働き、将来的に日本にもシェールガスが入ってくれば、日本のエネルギー価格にも下落圧力が掛かるというわけです。
エネルギー価格の下落はあらゆるモノの価格に影響を及ぼしていきます。

原油が下がることで、鉱物資源の採掘・運用に利用する自動車の燃料費が安くなり、鉱物資源の採掘コストも削減され、それにより鉱物資源価格も下落すると指摘しています。これは食料価格にもついても同様だとしています。
このようにアメリカのシェール革命を発端として、世界的にエネルギー価格が大きく下落していきますと、その影響がドミノ倒しのように波及して、鉱物資源価格、穀物価格、食肉価格と相次いで下落していくと述べています。

エネルギー価格の下落は所得の下落よりも下落率が大きくなっていくため、”良いデフレ”なのです。その理由は、それにより人々の生活が豊かになるからです。
これに対して、いまのアメリカは”悪いインフレ”です。それは、生活に必要不可欠なコストの値上がり率が大きく上昇しているにも関わらず、賃金が下落しているからで、これにより貧困層に落ちる人が増えているからです。

いま日本は年率2%のインフレ目標を掲げていますが、2%のインフレの国アメリカでは6人に1人がフードスタンプの世話になり、3人に1人が貧困層およびその予備軍といわれる現状を見ると、アメリカ標準の正当性が疑わしくなってくるとも述べています。この点は自分も全く同意見です。

日本にもアメリカやカナダからシェールガスが入ってくるようになれば、それが価格交渉のための強力なカードとなり、中東やロシアなどから購入する天然ガスの価格に影響し、おそらく2025年には今より3割ほど下がっていると予想しているようです。また、原油に関しても2〜3割安価な水準を予想しています。これは国民生活の向上をもたらすとしています。

次に、第三章では「水素社会」について書かれています。今後ハイブリッド車に代わる次世代のエコカーは、電気自動車ではなく、水素をを燃料とする燃料電池車だとしています。電気自動車は、充電に時間が掛かる上に、航続距離もせいぜい160km程度しかなく、友人の沖縄でのレンタカーの話をブログで紹介したことがありますが、エアコンを使用したりしますと80km程度で電池切れになりそうになったとのことでした。これでは安心して使用できません。

それに対して、燃料電池車は燃料の水素の充填はガソリンの給油と同じく数分で済み、航続距離もガソリン車並みに長いのです。水素スタンドの普及と同時に燃料電池車が普及していくと予想しています。

また、水素での発電構想もあるようです。今後の技術革新で2025年にはコストや輸送の課題も解決され、水素がガス火力に次ぐエネルギーになることも想定しています。水素の利用が加速しますと、他のエネルギーの需要が減るために、さらに世界的にエネルギー価格が安くなっていきます。
水素を燃焼させても残るのは水蒸気だけですので、従来のエネルギーのような大気汚染の心配がないのも良い点です。

そして、第四章では「日本の電気代は半分になる」と書かれています。これは一つにはシェール革命により天然ガス価格が下落すること、そしてもう一つは電力小売りの解禁、発送電分離で電力価格競争が起こることためだとしています。

第五章では「経済」について書かれています。日本の企業は海外進出をしてきましたが、新興国での賃金水準が上昇するにつれて、コストが上昇してきています。2025年までの長いスパンで見ると、もう新興国では設備投資を回収できるとは限らなくなっていると指摘しています。

これまで新興国に比べて国際競争力が低かった先進国の中で、最初に競争力を回復するのはアメリカだとしています。その理由は、シェール革命により圧倒的に安いエネルギーを得ており、また南部では人件費も安いからだとしています。さらに、最終消費地にも近く、輸送コストもさほど掛からないのも利点です。

日本も競争力を回復するだろうと予想しています。
その理由は、「2025年の日本を見ると、北海道・東北・九州・沖縄などの人件費が新興国の大都市部と遜色ない水準になっていると考えられこと、シェールガスを始めとする安価なエネルギーを得て、電気料金が下がっていると考えられること、そして法人税の引き下げが行われるだろうということ」をあげています。

そうなってくれると良いのですが・・・。あとは財政問題が待ってくれるのか?
このあたりにかかっているのかもしれません。

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プロフィール

じん

  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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