2015/04/12
12:23:38

4月10日の日本経済新聞に「緩和マネー相場 再点火」というコラム記事がありましたので、本日はこれをご紹介してみようと思っています。
金曜日に日経平均株価が、一時20,000円の大台に乗せましたが、最終的には30円安の19,907.63円で終了しました。月初の調整時には、「決算発表を見てから2万円か?」となったようですが、あっさりと2万円を記録してきました。
この背景には3月の米国雇用統計の悪化を背景に、米国の早期の利上げ警戒が後退したことが上げられています。
また、月末の日銀の金融政策決定会合で、追加緩和に動くという期待もあるようです。記事の中でも言及していますが、”緩和マネーが相場を支える構図”というのは変わっていないとも言えます。
今後の課題はカネ余り依存からの脱却だとも書かれています。
「金融相場から業績相場へ」は一段の株高の条件だ、とも書かれていますように、もうすぐ始まる3月企業の決算発表ラッシュを機に、「日本企業の実力を買う」という動きが本格化するのかどうか、見極める必要がありそうです。
このように記事をご紹介してきましたが、自分の基本的な考え方は「5頭のクジラが買わなくなったら、外国人も売ってくるだろう」ということです。
つまり、「2016年以降には株価が下落してくるのではないか?」と(現時点では)予想しており、そうした考えを基本に動いていこうと考えています。
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