2015/04/25
12:45:36

日経ヴェリタスに、米国の不動産王として知られる投資家のサミュエル・ゼル氏がニューヨーク大学で講演した内容についての記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思っています。
「現在の株式市場はリーマンショック前の2006年の状況と酷似している」と警鐘を鳴らしたようです。「米国市場は金融危機後6年にわたるブル(強気)相場を享受しており、主要株式指数は史上最高値圏で推移している。一方で、経済の拡大は鈍く、実体経済を反映していない」とも指摘しています。
米不動産には供給過剰の懸念はないとし、集合住宅を保有して家賃収入を確保するアパートREITの成長力に陰りはないと見ているようです。
いくつかの指標で、”米国株価が割高だ”と示しているようです。そういった意味からも、警戒が必要なのかもしれません。ただし、金融危機が来るとすれば、不動産市場にも影響はあると思われ、このあたりも注意が必要だと思っています。
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