2015/07/10
12:05:20

日経ヴェリタスに「新興国投資の適正配分は?」という米バロンズの記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思います。
バロンズによりますと「新興国市場は今後数年間で市場平均を上回るリターンをもたらすという予想をする市場関係者が増えているようですが、新興国株式をポートフォリオに組み込んでいる投資家は少ない」とのことです。
ところで、新興国株が株式価値に占める割合を考えますと13%程度となるようで、これを基本に考えるのが無難なのでしょうけれど、英バークレイズは投資家への推奨比率を、以前の10%から18%に引き上げたと紹介しています。
自分はヴァンガードVT( トータル・ワールド・ストックETF )1本で株式投資はOKだと思っていますので、特に新興国市場に多めに配分しようとは思っていません。増やそうという方は、記事内でも紹介されていますヴァンガードFTSE新興国上場信託(ETF)を別に組み込んでも良いのかもしれません。
最後に、何度もお話ししますが、一番お得な株式投資方法は、”確定拠出年金で世界株式に投資をする”ことです。
投資資金が税金控除、運用益も非課税、受け取るときも税金優遇措置あり、と優遇策が揃っており、ヴァンガードVTへの投資前に検討するべきです。
確定拠出年金へ限度いっぱい投資しても投資額が少ない(あるいは確定拠出年金の適応ではない)という人のための第2選択肢が、”ヴァンガードVT”や”上場インデックスファンド世界株式・除く日本(1554)”となると思っています。
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