2015/09/12
12:02:42
日経新聞によりますと
『米連邦準備理事会(FRB)のアラン・グリーンスパン元議長は、日本経済新聞の単独インタビューに応じた。中国の景気減速を発端とする金融市場の世界的な混乱について「前から懸念していた調整が始まった」と述べ、今後の動向を注視する考えを示した。株価安定のために売買の一部を規制する中国の対応は「逆効果だ」と語り、過度の介入を批判した。
中国の実質成長率については、公式の統計よりも低い年率6.5%程度まで減速しているようだと指摘した。影の銀行(シャドーバンキング)などを通じた債務の拡大に懸念を表明し、外国からの技術導入に頼った成長モデルが限界に来ているとの見方も示した。
日本経済の現状にも触れ、4~6月期のマイナス成長は一時的な足踏みだとの認識を示した。人口減の影響は深刻だが、技術革新を生み出す企業の活力は残っており「将来がそう暗いわけでもない」と指摘した。』とのことです。
中国の減速に関しては、輸出入統計のマイナス幅の大きさから、グリーンスパン氏が言及しているような年6.5%という数字は、自分としては無理だとみており、せいぜい年3〜4%程度ではないかと予想しています。さらに来年は厳しく、リーマンショック後に投資した資金の不良債権化が進むものと予想しています。
日本に関しては、グリーンスパン氏は楽観的なようですが、自分はそうではありません。今期〜来期の大企業の増益は、円安により円建ての利益が増加したに過ぎません。「本格的なイノベーション(技術革新)を起こせるかどうか?」に将来は掛かっていると思っています。
例えば、東京→ホノルル間を1時間で行けて、燃費も従来と変わらないような航空機の開発など、従来の常識とは一線を画すような技術革新がなければ、なかなか難しいのかもしれません。
ただ、世の中を見てみますと、(世界的に)行き詰まり感さえあります。
自分らが子供の頃に持っていた”ワクワク感”がなくなっているのが、この不況の根本的な原因ではないかと思ったりもします。
『米連邦準備理事会(FRB)のアラン・グリーンスパン元議長は、日本経済新聞の単独インタビューに応じた。中国の景気減速を発端とする金融市場の世界的な混乱について「前から懸念していた調整が始まった」と述べ、今後の動向を注視する考えを示した。株価安定のために売買の一部を規制する中国の対応は「逆効果だ」と語り、過度の介入を批判した。
中国の実質成長率については、公式の統計よりも低い年率6.5%程度まで減速しているようだと指摘した。影の銀行(シャドーバンキング)などを通じた債務の拡大に懸念を表明し、外国からの技術導入に頼った成長モデルが限界に来ているとの見方も示した。
日本経済の現状にも触れ、4~6月期のマイナス成長は一時的な足踏みだとの認識を示した。人口減の影響は深刻だが、技術革新を生み出す企業の活力は残っており「将来がそう暗いわけでもない」と指摘した。』とのことです。
中国の減速に関しては、輸出入統計のマイナス幅の大きさから、グリーンスパン氏が言及しているような年6.5%という数字は、自分としては無理だとみており、せいぜい年3〜4%程度ではないかと予想しています。さらに来年は厳しく、リーマンショック後に投資した資金の不良債権化が進むものと予想しています。
日本に関しては、グリーンスパン氏は楽観的なようですが、自分はそうではありません。今期〜来期の大企業の増益は、円安により円建ての利益が増加したに過ぎません。「本格的なイノベーション(技術革新)を起こせるかどうか?」に将来は掛かっていると思っています。
例えば、東京→ホノルル間を1時間で行けて、燃費も従来と変わらないような航空機の開発など、従来の常識とは一線を画すような技術革新がなければ、なかなか難しいのかもしれません。
ただ、世の中を見てみますと、(世界的に)行き詰まり感さえあります。
自分らが子供の頃に持っていた”ワクワク感”がなくなっているのが、この不況の根本的な原因ではないかと思ったりもします。
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