2015/09/19
12:51:23

TokyoDDクリニック院長の内海聡氏の著書「断薬のススメ」を読みましたので、まとめを記載してみようと思います。内海先生の著書は以前にも数冊ご紹介していますので、内容の方向性はつかめるかと思います。
表紙の裏に下記の文が書かれており、これが短くまとめたサマリーだと思います。
『みなさんが飲んでいる西洋医学の薬は”すべて毒”です。
アロパシー医学(=対症療法)というのは、その場がよくなったように見せかけることはできますが、すべて根本的に治しているわけではありません。
対症療法で使う薬は、結局は毒なのです。』
この世で対症療法をするタイミングというのは、救急の時しかないと述べています。その条件を下記の12項目あげています。
1)心筋梗塞、脳梗塞など梗塞性疾患の急性期
2)くも膜下出血、潰瘍出血、ガンからの出血など、出血の急性期
3)肺炎、胆管炎、髄膜炎などの重症感染症
4)交通事故、外傷、熱症、骨折などに伴う救急医学的処置
5)誤嚥による窒息、溺水、低体温などの救急医学的処置
6)腸閉塞、無尿など排泄の生命にかかわるものへの救急医学的処置
7)胎盤剥離、臍帯捻転、分娩時臍帯巻絡など、産婦人科の救急医学的処置
8)失明、聴覚喪失などに関する救急医学的処置
9)薬物中毒や毒性物質の曝露に対する処置
10)染色体や遺伝などの異常が100%分かっている疾患への対応
11)未熟児の管理
12)サイトカインストームなど免疫の重症な異常状態への処置
上記のようなケースでは西洋医学を利用するのは有効手段ですが、それ以外の病気では有効ではないのことです。
製薬会社や医療業界ははどこまでいっても、ビジネスの虜になっていて、少々きれい事を言っている医者でも全員同じだとしています。
つまり、医者は必要ないということなのです。以前にも、イスラエルの医者のスト期間中に死亡率が50%減ったことをご紹介しました。
世の中に存在する薬も同様で、これも製薬会社と医療業界のビジネスでしかないと言っています。西洋医学や製薬会社では、薬を作ったり使うことしか頭になく、病名さえ”ウソ”だと指摘しています。
企業を陰謀論的に解釈すれば、特別な意図を持った人たちが病気を作り出し、作り出した後に、医療でさらに儲けるような、マッチポンプ構造だというわけです。
そうした中で一番大事なのは食事だとしています。これはいつもブログで自分が言っていることと合致しています。
医食同源でおなじみの通り、やはり食事が重要で、われわれの体は毎日の食事で作られているのです。これを忘れてはいけません。
食の社会毒である砂糖類、加糖類、牛乳、乳製品、添加物、人工甘味料、グルタミン酸ナトリウムなどにも気をつける必要があります。これ以外にも、遺伝子組み換え食品、農薬、プラスティック製品、ホルムアルデヒド、ベンゼン、ナプキンなどの有機溶剤、ダイオキシンのような環境ホルモンもあげています。
病気に関しても、大事なことは食事療法です。しかしながら、ただ食事だけを変えてもダメで、日々の予防としては食事が一番大事ですが、良い食事をとり、意識を高め解毒すれば、簡単に病気にならないとも言っています。
古代ギリシャの医聖・ヒポクラテスは、「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」とも言っているように、人体治癒力をしっかりと考えて、日々の生活を考えるより勝るものはないということなのです。
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