2016/06/09
12:41:15
日経新聞によりますと
『三菱東京UFJ銀行は国債の入札に特別な条件で参加できる資格を国に返す方向で調整に入った。日銀のマイナス金利政策のもとで国債を持ち続ければ、損失が発生しかねないためだ。国債の安定消化を支えてきたメガバンクの「国債離れ」は、市場から大量の国債を買い上げてお金の量を増やしてきた日銀の異次元緩和に影を落とす。』とのことです。
これはけっこう大きなニュースです。
三菱東京UFJ銀行が、発行額の4%以上の入札を義務づけられていたプライマリーディーラーから降りることを検討しているようです。
同行としては、満期まで持つと損失が発生するマイナス金利の国債を保有するメリットがないとの判断で、企業としては正しい選択肢だと思います。
現在、同ディーラーが22社あるため、安定消化がなされている計算です。
ただし、これが他行に広がっていくようであれば、国債の安定消化に黄色〜赤信号となりかねないとも言えます。今後の動きに注視が必要です。
『三菱東京UFJ銀行は国債の入札に特別な条件で参加できる資格を国に返す方向で調整に入った。日銀のマイナス金利政策のもとで国債を持ち続ければ、損失が発生しかねないためだ。国債の安定消化を支えてきたメガバンクの「国債離れ」は、市場から大量の国債を買い上げてお金の量を増やしてきた日銀の異次元緩和に影を落とす。』とのことです。
これはけっこう大きなニュースです。
三菱東京UFJ銀行が、発行額の4%以上の入札を義務づけられていたプライマリーディーラーから降りることを検討しているようです。
同行としては、満期まで持つと損失が発生するマイナス金利の国債を保有するメリットがないとの判断で、企業としては正しい選択肢だと思います。
現在、同ディーラーが22社あるため、安定消化がなされている計算です。
ただし、これが他行に広がっていくようであれば、国債の安定消化に黄色〜赤信号となりかねないとも言えます。今後の動きに注視が必要です。
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