2016/08/11
12:00:30


日経ヴェリタスに『「空き家2000万戸時代」の備え』という記事がありましたので、本日はこれをご紹介したいと思います。
人口減少時代を迎え、家や土地が余りが加速しているようです。
こうした時代に相続した実家や土地などの処分に困っている人もいます。
実際に自分の親戚も、父親から相続したリゾート地の土地を売却したいのですが、買い手が付かず悩んでいる状況です。(←すでに3年が経過しています)
記事には「住まぬ実家は安くても売るのが賢明」と書かれていますが、(本当の現実は)そうした物件は、このように買い手が見つからない状況です。
かといって、土地は自動車のように廃車というような選択ができず、困っている現状があちらこちらにあるのです。こうなると”出口戦略のないマイナスパフォーマンス(税金や維持管理費が掛かるため)の流動性リスク資産”と化します。
今後はこのように被相続人が悩むことがないよう、土地や住宅を所有している方は、早めの売却を考えた方が賢明だと思います。
また、記事には相続対策でアパート経営に飛びつく地主も増えていると紹介していますが、今後さらなる人口減少となっていくわけですから、(長期の視点としては)賢明な選択肢であるとは(自分には)とうてい思えません。
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