2016/09/30
12:00:20
ロイター通信によりますと
『ドイツのコメルツ銀行は、正社員の2割以上に当たる9600人の人員削減と当面の配当支払い停止を発表した。2020年をめどに、より持続可能なベースで利益を出す体質づくりに向けリストラを敢行する。
コメルツ銀の人員削減は同様に苦戦するドイツ銀行の10%の削減よりも大幅なものになる。リストラ策により第3・四半期に7億ユーロの減損処理が見込まれ、同四半期は純損失を計上する。コメルツ銀の株価は年初から約40%下落。下落率は銀行株指数の24%を超えている。』とのことです。
ECBの行ったストレス・テストでは、コメルツ銀行も、ドイツ銀行とともにワースト10に入っており、国際業務に必要とされる自己資本比率が8%を(両行ともに)切っている状態です。
いよいよ、ドイツ銀行発ヨーロッパ経由の金融危機が近づきつつあるようです。2016年は嵐の前の静けさといった状況ですが、今後起こるかもしれない事態に備えるときとしては、重要な期間なのではないかと思っています。
『ドイツのコメルツ銀行は、正社員の2割以上に当たる9600人の人員削減と当面の配当支払い停止を発表した。2020年をめどに、より持続可能なベースで利益を出す体質づくりに向けリストラを敢行する。
コメルツ銀の人員削減は同様に苦戦するドイツ銀行の10%の削減よりも大幅なものになる。リストラ策により第3・四半期に7億ユーロの減損処理が見込まれ、同四半期は純損失を計上する。コメルツ銀の株価は年初から約40%下落。下落率は銀行株指数の24%を超えている。』とのことです。
ECBの行ったストレス・テストでは、コメルツ銀行も、ドイツ銀行とともにワースト10に入っており、国際業務に必要とされる自己資本比率が8%を(両行ともに)切っている状態です。
いよいよ、ドイツ銀行発ヨーロッパ経由の金融危機が近づきつつあるようです。2016年は嵐の前の静けさといった状況ですが、今後起こるかもしれない事態に備えるときとしては、重要な期間なのではないかと思っています。
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