2016/12/11
12:11:42

副島隆彦氏の著書「ヒラリーを逮捕、投獄せよ」を読みましたので、まとめを書いておこうと思います。氏は選挙前から、クリントンではなく、トランプが大統領選挙で勝つと著書で明言していた一人でもあります。
『私たち日本人が知らなければいけないことは何か。それは、歴史的にリベラル派であり、労働者と貧困層とマイノリティ(政治少数派)の党である民主党が、奇妙なことに、ヒラリーのようなネオコン、グローバリスト、ムーニー Moonieの勢力に乗っ取られてる、ということだ。
だが、「私は日本のリベラル派だから、当然ヒラリーを支持する」という政治知識の低い日本のリベラル派がたくさんいる。勉強が足りないから、この大きな変質や政治的逆転現象のことを理解できないのだ。』
日本のメディアや米国の大手メディアでも報道されていない真実があると記載されています。では、ヒラリーの犯した罪とはどういったものなのか?・・副島氏は下記にのように本の中で述べています。
『国務長官であるヒラリーの命令で、カダフィーが殺されたあと、200億ドル(2.4兆円)相当のリビア国家資産は強奪された。そして、それはシリアと北イラクの各地に作られることが決まったIS「イスラム国」とアル・ヌスラ戦線の創設、運営費となったのである。それが、7万人のIS(アイエス)の傭兵部隊の新兵の訓練費用と給料にもなった。ヒラリーの命令で、アメリカ合衆国がやったことは国家犯罪だ。』
『リビアの独裁者カダフィ殺し(2011年10月20日)の最高責任者はヒラリーである。ヒラリーはカダフィーが殺される2日前に、リビアの首都トリポリに自ら乗り込んでいる。そして暗殺実行部隊と写真に収まっている証拠写真がある。この暗殺部隊はリビア人ではなくて、アフガニンスタン人である。彼らはこのあと自国の首都カブールに英雄として凱旋しようとした。だが、カブール空港に着陸しようとして、「タリバンの攻撃があって」輸送機ごと爆殺された。口封じで殺されたのだ。ヒラリーというのは、こういう恐ろしいことをやってきた女なのである。』
通常はこのような大きな悪事は、証拠が出ないため、”なかった”ことにされてきたのです。しかしながら、今回はメール問題で証拠が出てしまったために、逮捕・投獄されるべきだと述べています。
大統領選挙の事前報道でもよく分かったように、メディア報道にはシナリオがあり、そのシナリオに沿った報道をされていることがよくあります。この点を注意・精査してから判断をしなければ、間違った理解をすることになってしまうのです。
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