2018/05/21
11:00:00

クリス岡崎氏の著書「億万長者専門学校」を読んでみましたので、まとめを記載しておこうと思います。この本は新刊ではなく、2008年に出版されたものです。
クリス氏が世界中の億万長者から直接、億万長者になるための「ルール」を学んだものをまとめたものです。たまたまこの本に巡り会ったのですが、良いことが書いてありましたので、その部分をご紹介できればと思っています。
特に自分が良いと感じたのは、ルール5「億万長者脳」とルール6「金のガチョウ資産」です。繰り返し何度も読みながら、自分とまったく同じ考え方だと思いました。ブログでは、このルール5・6に書いてある内容を要約してご紹介します。
ルール5では、「貧乏脳」は「消費が快楽」で、「億万長者脳」は「投資が快楽」と紹介しています。
『「貧乏脳」が好きなものは、ズバリ「買い物」。「消費」することが大・大・大好きで、「消費」することが楽しくて仕方ないんだ。でね、反対に無関心だったり、無意識に嫌いだったりするものが、「投資」すること。「投資」に対しては「なんかちょっと損しそう」と、痛みを感じる情報ばかり集まってくる。
でも、「億万長者脳」は、逆なんだ。「投資が快楽」で、「消費が痛み」。「投資に積極的」で、「消費に消極的」。「投資」こそ、豊かさを育てるための最良の手段であることを熟知している。』
次に、「時間を提供し、お給料を得ているだけではダメ」とも書かれています。
『仕事をするために「自分の時間」を提供している。そして、時間を提供することにより、その対価(お給料)を得ている。で、お給料が入ったら、そこから税金、食費、家賃、医療費、娯楽費、交通費といった生活費を払っている。つまりほとんどの人は、「自分の時間を提供することで生活費を稼いでいる」んだよね。
「自由な時間」をつくるには、「生活費のために働かなくても収入が得られる状態」をつくるべきなんだ。』
その方法の一つとして、ある億万長者は、とにかくどんなときでも、どんなに貧乏で破産しそうなときでも、「収入の10%を投資」に回したと紹介しています。
『では、「億万長者」がますますお金持ちになってしまう理由を考えてみよう。「億万長者」は最初に投資をする(資産を買う)。資産を買うとそれが収入を生む。そしてその収入から生活費を払い、さらに再投資をする。その繰り返しなんだ。「投資をする(資産を買う)→「収入を得る」→「収入から再投資をする」→「残りのお金で生活費を払う」→「お金が増え続ける」
つまり億万長者は、生活費を稼ぐために自分の時間を犠牲にはしない。お金のために自分が働くのではなく、自分のためにお金を働かせているんだ!』
”「資産」とは、ポケットにお金を入れてくれるもの”という認識もしっかり持つべきだとも述べています。
・「資産とは」=ポケットにお金を入れてくれるもの
・「負債とは」=ポケットからお金を支払わなければいけないもの
お金を生まなければ、「借金」と考えるということです。そのため、マイホームは基本的には「資産」ではなくて、「負債(借金)」ととらえた方が正解だとも言及しています。これはバブル期までみたいに住宅価格が上昇するということであれば、資産と言えるのかもしれませんが、いまの景気状況から考えても、今後もまったくあてにならないためです。
そのため、「億万長者脳」は(不動産価格が上がるわけではないのなら)、マイホームを「資産」だとは認めず、「資産」とは、あくまでも「ポケットにお金を入れてくれるもの」であり、「勝手にお金を生み出しているくれるもの」だと考えているのです。これはまったく同感です。(続く)
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