2019/01/02
09:24:56
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末に、小山 昇氏の著書『儲かりたいなら まずココから変えなさい!』を読みましたので、まとめを掲載しておこうと思います。小山氏は1989年に株式会社武蔵野の社長に就任すると同時に、700社以上の会員企業に経営指導をしています。
この中で、「潰れにくい会社」について言及していますが、これは「変化をする会社」だとしています。
赤字社長は、「最大の敵はライバル会社(競合他社)だと考えていますが、それは違っていて、経営にとって最大の敵は、「時代の変化」だと述べています。赤字社長は、「世の中は変わらない」「お客様は変わらない」「社員は変わらない」と思っていますが、時代は驚くようなスピードで変化しているとも指摘しています。
過去の成功大変を引きずり、変化ができない会社の行く末は、マーケットからの退場(=倒産)だと警告しています。速いスピードで変化しているこの時代にあって、「現状維持=後退」だと考えており、「変わらないこと」が不安定であり、「変わる=安定」だというわけです。社長が変わることができなければ、会社を変えることはできません。
また、武蔵野(小山氏の会社)が”やらない”と決めたことは、「一度売ったらおしまいのビジネス」および「ライバルがいないビジネス」だと述べています。
『ビジネスモデルには、大きく分けて「2つ」あります。「鉄砲」を売るビジネスモデルと、「弾」を売るビジネスモデルです。
・「鉄砲」を売るビジネスモデル・・・「鉄砲」の単価は高いが、一度手に入れたら、通常はしばらく購入しないから、次の購買に繋がりにくい。したがって、常に新規顧客を獲得しないと、売上が確保できない。
・「弾」を売るビジネスモデル・・・「弾」は消耗品で、単価は安い。しかし、鉄砲を買った人は必ず弾を使い、鉄砲を利用し続ける限り、補充する。したがって、同じお客さんに、同じ商品を、定期的に、繰り返し販売することができる。』
『ライバルがいないのは、「マーケットがない(お客様がいない)」からです。マーケットがない分野に進出するには、相当の力がないと(利益が出ていないと)不可能です。』
『成果が出ることは、
「他の人が成果を出しているが、自分はまだやっていないこと」
「他業界で常識でも、自分の業界ではまだ常識になっていないこと」です。』
最後に、”5年後から逆算して「今日の行動」を決めることが重要だ”と紹介しています。自分もこれはとても重要だと考えており、以前から実践しています。
『5年先の計画を立てるとは、「今日の行動を決める」ことです。長期事業計画を立て、計画から逆算して考えると、「未来」と「今」、「理想」と「現実」の差を知ることができます。そして、その差が発生した原因を考え、対策を講じることによって、会社の業績を伸ばすことができます。』
これは投資も同じで、「いつまでにいくらの資産を作る」と計画した場合に、”どれだけの投資を、いつからスタートし、どの程度のリターンで回せば良いのか?”が見えてくるわけです。このようなプランがないと目標達成はできません。
今年もよろしくお願いします。

年末に、小山 昇氏の著書『儲かりたいなら まずココから変えなさい!』を読みましたので、まとめを掲載しておこうと思います。小山氏は1989年に株式会社武蔵野の社長に就任すると同時に、700社以上の会員企業に経営指導をしています。
この中で、「潰れにくい会社」について言及していますが、これは「変化をする会社」だとしています。
赤字社長は、「最大の敵はライバル会社(競合他社)だと考えていますが、それは違っていて、経営にとって最大の敵は、「時代の変化」だと述べています。赤字社長は、「世の中は変わらない」「お客様は変わらない」「社員は変わらない」と思っていますが、時代は驚くようなスピードで変化しているとも指摘しています。
過去の成功大変を引きずり、変化ができない会社の行く末は、マーケットからの退場(=倒産)だと警告しています。速いスピードで変化しているこの時代にあって、「現状維持=後退」だと考えており、「変わらないこと」が不安定であり、「変わる=安定」だというわけです。社長が変わることができなければ、会社を変えることはできません。
また、武蔵野(小山氏の会社)が”やらない”と決めたことは、「一度売ったらおしまいのビジネス」および「ライバルがいないビジネス」だと述べています。
『ビジネスモデルには、大きく分けて「2つ」あります。「鉄砲」を売るビジネスモデルと、「弾」を売るビジネスモデルです。
・「鉄砲」を売るビジネスモデル・・・「鉄砲」の単価は高いが、一度手に入れたら、通常はしばらく購入しないから、次の購買に繋がりにくい。したがって、常に新規顧客を獲得しないと、売上が確保できない。
・「弾」を売るビジネスモデル・・・「弾」は消耗品で、単価は安い。しかし、鉄砲を買った人は必ず弾を使い、鉄砲を利用し続ける限り、補充する。したがって、同じお客さんに、同じ商品を、定期的に、繰り返し販売することができる。』
『ライバルがいないのは、「マーケットがない(お客様がいない)」からです。マーケットがない分野に進出するには、相当の力がないと(利益が出ていないと)不可能です。』
『成果が出ることは、
「他の人が成果を出しているが、自分はまだやっていないこと」
「他業界で常識でも、自分の業界ではまだ常識になっていないこと」です。』
最後に、”5年後から逆算して「今日の行動」を決めることが重要だ”と紹介しています。自分もこれはとても重要だと考えており、以前から実践しています。
『5年先の計画を立てるとは、「今日の行動を決める」ことです。長期事業計画を立て、計画から逆算して考えると、「未来」と「今」、「理想」と「現実」の差を知ることができます。そして、その差が発生した原因を考え、対策を講じることによって、会社の業績を伸ばすことができます。』
これは投資も同じで、「いつまでにいくらの資産を作る」と計画した場合に、”どれだけの投資を、いつからスタートし、どの程度のリターンで回せば良いのか?”が見えてくるわけです。このようなプランがないと目標達成はできません。
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