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 トマス・J・スタンリー

トマス・J・スタンリー氏の著書「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」を読みましたので、まとめを記載しておこうと思います。

序文には、橘玲氏も寄稿しております。まず、橘氏の分の中から興味深いものをご紹介します。
『さまざまな幸福研究によって、富の限界効用が逓減することがわかっている。100万円の貯金が200万円に増えればものすごくうれしいが、1億円が1億100万円になっても気づくことすらないだろう。
日本の場合、年収800万円(世帯収入1500万円)、金融資産1億円で幸福度は変わらなくなるらしい(大竹文雄他「日本の幸福度」日本評論社)』


また、億万長者へのインタビューで下記の5点が重要だと述べています。

誠実・・誰に対しても正直であること
自己鍛錬・・・自分で自分をコントロールすること
社会性・・・人とうまくやっていくこと
配偶者の支えがあること
勤勉・・・ふつうの人より一生懸命働くこと


『親たちの誤解
多くの親は、何よりもまず「学業でよい精製」を収めなければ、子供たちが大人になったときに金持ちになれず、苦労すると信じ込んでいる。だが、そのような考えは正しくない。こうした親たちは、しばしば自分の人生を振り返って、こういう考えを持っている。

”もし名門大学に入っていたら、どうなっていただろう・・・・今頃はまちがいなく成功していただろう。

もちろん、親たちには自分の人生が変えられないことは百も承知だが、それでもまだチャンスはあると思うー子供がしっかりやってくれる可能性があるのだ。この親たちは心の奥底で、子供の人生を自身のものとして体験している。彼らは子供に優秀な成績を無理に取らせようとする。だが、その結果、子供をむしろ平凡な将来へと追い込んでしまっている可能性にはほとんど気づいていない。』

『ノーリスクでは金持ちになれない
一代で億万長者になるプロセスにおいて、勇気はどんな役割を果たしているのか?独力で億万長者の仲間入りを果たす人のなかに、勇気を持たない人はほどんどいない。なぜなら、財を築き上げるには、金銭面も含めて数多くのリスクを冒す必要があるからだ。そこに勇気は欠かせない。そうした億万長者に見られる大きな特徴の一つは、彼らの多くが会社や工場のオーナー経営者であることだ。自営業を営むには勇気が必要だ。自分の事業に自らの資金をつぎ込むには勇気がなくてはならない。大方の人はこうした選択をリスクと結びつけて考える。そして、リスクに不安や危機感はつき物だ。

億万長者のもう一つの蓄財パターンとして、自分の事業への投資とは別に、株式市場に投資していることが挙げられる。利潤が得られるという100%の保証なしに株式に投資するには、それなりの勇気がなくてはならない。株価が変動するたびにパニックを起こさないようにするには、勇気が必要である。』

『では、億万長者になろうとする人たちが、リスクを負うのをいとわないのはなぜか?頭の中でこう考えているからだ。金銭的リスクは、経済的自立を果たすために避けて通れないものである、と。また、経済的に自立する利点の方が、リスクよりもはるかに大きいと信じているからでもある。

しかし、多くの人は、自分で事業を興したり、株式市場に投資したり、はたまた歩合制で働くことを躊躇する。経済的に失敗するのではないかという危惧は、そう簡単に克服できるものではない。だからこそ、自営業者の数はあまり多くないのである。』

『他人の下で働くことは、もっと大きなリスクを背負う恐れがありますね。収入源はたった一つしかなく、しかも、重要な決定を下す方法は教えてもらえない。決断の仕方なんて、もし自営業者だったら自然とマスターできるものなのに。
他人に雇われて働いていては、決して自分の顧客基盤を作り上げることはできません。
蓄財や成功ということに関して言えば、自分自身にとって(経済的に)いちばんためになることをしていないわけですから・・・。
単に雇い主にとっていちばん利益になる労働を提供しているだけですよ。』

『ポイント夫妻の考え方では、買ったとたんに価値が目減りするような消費財については、価格にこだわることが非常に重要である。そのような品物は、価格がどんどの下落してしまうからだ。』

『金持ちの仲間入りをしたかったら、金持ちと一緒に、積極的に慈善活動をすること

億万長者の約三分の二は募金活動に従事していた。募金活動と純資産のあいだには強い結びつきが見られる。億万長者の大半は、お金に不自由しなくなる前からずっと善意の募金活動をしている。しかも、それは純粋に高邁な意思から発しているのである。
善行は間違いなく、この世に生きているうちに報われる。経済的に成功を収めた人たちは、積極的にボランティア活動をする。そして、ざまざまな募金活動を通じて他の成功者と知り合いになり、仕事面でも私的な面でもコネクションをつくっていくのだ。』


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プロフィール

じん

  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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