2012/02/24
12:50:07
読売新聞によりますと
『欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は23日、ユーロ圏17か国の2012年の実質国内総生産(GDP)成長率予測について昨年11月の前回見通し(0・5%増)から0・3%減に下方修正した。
マイナス成長になれば、リーマン・ショック後の09年以来3年ぶりとなる。
ユーロ圏の成長率は、11年10~12月期に前期比で2年半ぶりに四半期ベースでマイナス成長となった。欧州委は、12年1~3月期もマイナス成長を予測し、12年のユーロ圏は緩やかな景気後退になるとみている。
国別では、ギリシャが4・4%減(前回見通し2・8%減)、ポルトガルが3・3%減(同3・0%減)と前回に比べてマイナス幅を広げた。』とのことです。
先日ギリシャへの追加支援策が決定し、ユーロ危機が遠のいた印象を持たれている方が多いと思いますが、基本的な問題が解決されたわけではありません。
今回の債務放棄と追加融資そして財政削減計画では、税収の増加が見込まれないのです。そうなるとまた財政赤字が増大してきて、再び問題になるということを繰り返すことが予想されます。
この問題の解決には、ユーロ採用国が1つの国になる(つまりドイツの黒字をギリシャなどの赤字国へ資産移転すること)という選択肢が取れるかどうかが鍵になると思います。
『欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は23日、ユーロ圏17か国の2012年の実質国内総生産(GDP)成長率予測について昨年11月の前回見通し(0・5%増)から0・3%減に下方修正した。
マイナス成長になれば、リーマン・ショック後の09年以来3年ぶりとなる。
ユーロ圏の成長率は、11年10~12月期に前期比で2年半ぶりに四半期ベースでマイナス成長となった。欧州委は、12年1~3月期もマイナス成長を予測し、12年のユーロ圏は緩やかな景気後退になるとみている。
国別では、ギリシャが4・4%減(前回見通し2・8%減)、ポルトガルが3・3%減(同3・0%減)と前回に比べてマイナス幅を広げた。』とのことです。
先日ギリシャへの追加支援策が決定し、ユーロ危機が遠のいた印象を持たれている方が多いと思いますが、基本的な問題が解決されたわけではありません。
今回の債務放棄と追加融資そして財政削減計画では、税収の増加が見込まれないのです。そうなるとまた財政赤字が増大してきて、再び問題になるということを繰り返すことが予想されます。
この問題の解決には、ユーロ採用国が1つの国になる(つまりドイツの黒字をギリシャなどの赤字国へ資産移転すること)という選択肢が取れるかどうかが鍵になると思います。
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