2012/07/31
12:43:49
ロイターによりますと
『スペイン経済は一段と景気後退(リセッション)に陥っている。国家統計局によると、第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前期比マイナス0.4%となった。前年比ではマイナス1.0%。前期比、前年比ともエコノミスト予想と一致した。
第1・四半期は前期比マイナス0.3%、前年比マイナス0.4%で、第2・四半期はマイナス幅がともに拡大した。
7月の消費者物価指数(速報値、CPI)は欧州連合(EU)基準で前年比2.2%上昇、コンセンサス予想の1.9%上昇を上回った。6月は1.8%上昇だった。政府が緊縮財政策をとっているため、医薬品価格が上昇したことがインフレ高進に寄与した。
エコノミストによると、9月に付加価値税が3%ポイント引き上げられることもあり、物価上昇がCPIに歪みを与えている。また内需鈍化でリセッションが深刻化している。インターマネー(マドリード)のエコノミストは、価格動向を適切に反映しているのはサービスセクターだとし、停滞あるいはデフレ圧力がサービス業にみられると指摘した。
スペインは第1・四半期に再度リセッション入りし、2013年まで続くとみられている。』
とのことです。
GDPの伸び率が低下していくようですと、今後の財政状況の悪化にもつながっていく懸念があります。といって、素晴らしい解決策があるわけでもありません。
ECBのドラギ総裁がユーロを守るという発言をしたことでなどを反映して、スペイン国債の金利が7%以下に下落をしたため、一時的には危機を回避できた状況になりました。
ただし、問題が解決した訳ではなく、近い将来再び問題が浮上してくることは間違いありません。
『スペイン経済は一段と景気後退(リセッション)に陥っている。国家統計局によると、第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前期比マイナス0.4%となった。前年比ではマイナス1.0%。前期比、前年比ともエコノミスト予想と一致した。
第1・四半期は前期比マイナス0.3%、前年比マイナス0.4%で、第2・四半期はマイナス幅がともに拡大した。
7月の消費者物価指数(速報値、CPI)は欧州連合(EU)基準で前年比2.2%上昇、コンセンサス予想の1.9%上昇を上回った。6月は1.8%上昇だった。政府が緊縮財政策をとっているため、医薬品価格が上昇したことがインフレ高進に寄与した。
エコノミストによると、9月に付加価値税が3%ポイント引き上げられることもあり、物価上昇がCPIに歪みを与えている。また内需鈍化でリセッションが深刻化している。インターマネー(マドリード)のエコノミストは、価格動向を適切に反映しているのはサービスセクターだとし、停滞あるいはデフレ圧力がサービス業にみられると指摘した。
スペインは第1・四半期に再度リセッション入りし、2013年まで続くとみられている。』
とのことです。
GDPの伸び率が低下していくようですと、今後の財政状況の悪化にもつながっていく懸念があります。といって、素晴らしい解決策があるわけでもありません。
ECBのドラギ総裁がユーロを守るという発言をしたことでなどを反映して、スペイン国債の金利が7%以下に下落をしたため、一時的には危機を回避できた状況になりました。
ただし、問題が解決した訳ではなく、近い将来再び問題が浮上してくることは間違いありません。
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