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12:07:46
国家は破綻するー800年の金融危機800年(カーメン・M・ラインハート、ケネス・S・ロゴフ著)という本を読んでみました。
前々から読んでみようと思っていて、本屋で手に取ったりしたのですが、なかなか厚い本で約600ページほどの本で読破する時間がなかったのですが、今回は連休で時間が取れました。

内容としては、過去800年のデータを用い金融危機を数字で振り返る歴史の本です。英語名が『This time is different』というもので、著者が伝えたいことは『これはいつか来た道だ』ということです。

また、『多種多様な金融危機の共通点で1つ挙げるとすれば、債務が過剰に積み上がると、好況期には予想もしなかったシステミックリスク(金融不安定化リスク)が高まる』とのことです。

以下に少し要点を本の中からご紹介します。

『債務は政府の債務のこともあれば、銀行、企業あるいは消費者による債務もある。市場に潤沢に資金を供給すれば、政府は実力以上の経済成長を長期的に演出することができる。
民間部門で借り入れが野放図に増大すれば、住宅価格も株価も長期的に持続可能な水準をはるかに超えて上昇し、銀行は本来以上に収益が膨らみ、経営は安泰に見える。

だがこうした大規模な債務の蓄積は、リスクを伴う。なぜなら、信頼の喪失による危機に対して経済が非常に脆弱になるからだ。
特に危ないのは、短期の債務が多く、ひんぱんに借り入れが必要な場合である。
借り入れで勢いづいた好況期には、政府の政策や金融機関の収益力や国民の暮らしぶりが無分別に肯定されやすい。だがこの種のブームの大半は、悲惨に終わる。』

『本書では様々な金融危機を取り上げる。その1つは政府による債務不履行、すなわちソブリン・デフォルトは政府が対外債務または国内債務、またはその両方の返済を怠ることを指す。もう1つは銀行危機である。
世界が2000年代後半に経験したのは、まさにこれである。』

『金融危機は目新しいものではない。金融市場が発達してからは、危機はつねに人類とともにあった。古い時代には、通貨の改鋳が原因で起こることが多かった。戦争などで国の財政が苦しくなった時の窮余の策として、君主が自国通貨中の金や銀などの含有量を減らすのである。

だが、技術が進歩したおかげで、政府が財政赤字を埋め合わせるために自国通貨から取る必要はだいぶ前からなくなったのである。だからといって金融危機が無くなった訳ではない。金融危機はいつの時代にも発生し、今日にいたるまでたくさんの国を苦しめている。』

『サブプライム危機の前段階で、アメリカの標準的な指標は、金融危機、それも深刻な危機に瀕した国に見られる徴候をほぼ全て示していた。資産価格インフレ、借入比率の増大、長期にわたる巨額の経常赤字、経済成長の原則減速などである。
危機に至る段階でこうした徴候が見られる点は、注意を要する。

また、そこから脱する道のりが危険に満ちている。金融システム全体に連鎖的に波及するようなシステミックな銀行危機が発生すると、その後は経済活動の収縮が長期にわたって続き、政府の財源は大幅に縮小する。』
(続く)

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  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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