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橘玲氏の『日本の国家破産に備える 資産防衛マニュアル』を読む機会がありましたので、備忘録を兼ねて書いてみたいと思います。

本書は金融取引経験のあまりない保守的な人たちを対象に書かれております。
そういった意味からは、このブログをご覧頂いている皆さんには向いていないのかもしれませんが、知識の一つとして頭に入れておいても良いかと思っています。

橘氏はまえがきの部分でテーマは「リスク」と「ヘッジ」と書いています。
つまり、メインテーマは経済リスクを金融市場でヘッジ(保険を掛ける)するということです。

本は220ページもありますので、サマリーを書くにも量が多くなってしまってどうしようかと思っていたところ、President 2013.5.13号に「アベノミクスで幸せになる人、コケる人」(橘玲氏)という記事に本書のサマリーに相当するものが載っていましたのでご紹介します。



アベノミクスが成功すれば素晴らしいことだ。しかし失敗した時のことも考えておく必要がある。まず、日本経済の未来は原理的に3つのシナリオしかない。

①「楽観シナリオ」アベノミクスが成功し、経済成長が再び始まる
②「悲観シナリオ」は金融緩和は効果がなく、円高と低金利のデフレ不況がこれからも続く
③「破滅シナリオ」で、国債の暴落(金利の急騰)と高インフレで財政は破綻し、金融危機が起こる

このうち①になれば仕事もいくらでもあるし、年金も確実にもらえる。
②は「失われた20年」が続くわけで、今とやるべきことは変わらない。
問題は③で、適切な処置を取らなければ、損失を被りかねない。
日本は1000兆円という天文学的な借金を抱えており、国債価格が下落(金利が上昇)すれば財政破綻のトリガーになる。とはいえ、仮に③が起こったとしても突然起こるわけではなく、十分な時間はある。

日本国の財政が破綻すれば、次のような順番で事態は悪化していく。
第一ステージ:国債価格が下落して、金利が上昇する
第二ステージ:円安とインフレが進行し、国家債務の膨張が止まらなくなる
第三ステージ:(国家破産)日本政府が国債のデフォルトを宣言する

そこで、それぞれのステージで最適な資産運用戦略を考えてみる。
第一ステージまでは、「普通預金」が最強だ。金利上昇で、地価や株価は下落する。しかし普通預金なら、金利上昇のメリットを享受できる。

第二ステージまで進むと、普通預金で資産を守ることができなくなる。ただし、その場合にでも、金融機関や証券会社で販売している3つの金融商品で対応可能だ。財政破綻で起きるのは次の3つだ。

①金利の上昇
②円安
③インフレ

「国家破産対策」とは、この3つのリスクに金融商品で保険を掛けることだ。
1つは「国債ベアファンド」。これは国債が下落(金利が上昇)すると利益が出るように設計された投資信託だ。レバレッジを掛けているので、国債が暴落すれば一種の「宝くじ」になる。

2つめは「外貨預金」。3つ目は「物価連動国債」。これはインフレ率に応じて元本が増減する仕組みで、10年後に物価が倍になっていれば、国債の元本も2倍になって償還される。ただ、個人は利用できないのでみずほ投信の「MHAM物価連動国債」を利用する。

もっとも、第三ステージになると国債はデフォルトしてしまうのだから物価連動国債に投資をしても意味が無い。国内の資産を海外に移すほかに損失を逃れる術はなくなってしまう。ただし、「最悪の結末」までには時間がある。資産は普通預金に預けておいて、当面は金利の上昇に備えればいい。


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  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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