2014/07/04
12:07:05

日経ヴェリタス2014.6.9号に『第3の矢 海外からは辛口評価』という記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思っています。
アベノミクスの第3の矢と言われる成長戦略ですが、具体的な部分は全く見えてきていません。出してくるのは、情けないような策ばかりだと見えているのは自分だけでしょうか。
米ウォールストリートジャーナルも同様に考えているようで、「ホームランから程遠い」としています。
ところで、アベノミクスが始まって1年以上経過し、消費税増税後3ヶ月経過した今月初めに、タクシーの運転手さんに街角景気を聞いてみました。
自分としては、景気回復しているような実感はないのですが、タクシーなど景気に敏感な業種には現れ始めているのかと思ったからです。
しかしながら、「はっきり言って悪いです」と言っていました。
やはり、株は上がったけれど、景気は回復せずということのようです。
大手デパート売上高も前月比で5%程度減となっているようですし、日銀短観も悪化してきています。総務省発表の5月の家計調査(1世帯あたりの消費支出)でも、1年前に比べ8%減となっています。これは、4月の4.6%減より拡大しており、消費は確実に減少してきていることを示しています。
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庶民には何の利益も無し。逆に増税と物価高で生活は苦しくなる一方です。
安倍総理は、あくまで強いものの見方で、弱者は切り捨てる政策を着々と進めています。