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12:31:00
沈みゆく大国アメリカ

提 未果氏の著書「沈みゆく大国アメリカ」を読みました。過去にもアメリカの惨状を紹介している提氏ですが、今回は医療保険改革「オバマケア」の悲劇を紹介し、今後日本でも起こるであろう国民皆保険の改悪に警鐘を鳴らしています。
本の内容は衝撃的なものです。TPPが施行されて、仮に日本にもこのような制度が導入されることとなったら、これで日本は”終わりだ”と感じました。

鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にももたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」「高齢者は高額手術より痛み止めでOK」「一粒10万円の薬」「自殺率一位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」

オバマ大統領が提唱してた医療保険制度改革法(通称:オバマケア)が成立しました。成立した瞬間は、同法の成立を心待ちにしていたリベラル派や市民活動家、多くの医療破産者、高額な医療費請求に苦しむ全ての人々が喜び、未来に訪れる変化に希望を託したのですが、内容が明らかになってくるとそうでもないようです。

米国では今までは65歳以上の高齢者と障害者・末期腎疾患患者のための「メディケア」、最低所得層のため「メディケイド」という、2つの公的医療保険がありましたが、それ以外の人は民間保険会社と契約をしていたのです。
しかしながら、保険料が高いために、保険に入ること自体を諦めた無保険者も多く存在しました。これを改革し、国民皆保険を・・・というのが今回のオバマケア法案の骨子だったのです。

ところが、米国での国民皆保険制度は日本と違い(日本の場合には政府がやっている)、民間がやるわけです。そうなりますと医療さえも”営利目的”になってきます。医者が選択した治療に対して、保険会社が「NO」を突きつける。
保険会社が「YES」といった治療だけに、診療報酬が支払われるということになります。保険会社はなるべく支払いをしたくないわけですから、極力支払いを拒否します。薬についても保険会社がOKを出したものだけが使用できるということになります。患者にも医者にも選択肢がないのです。

しかも、保険会社はどんどん買収されて大きくなって、地域を独占するようになってくる。そうなると企業間での競争はなくなり、保険価格も高くなるのです。
今や自己破産の理由のトップは「医療費」という笑えない状況です。

次に医者の悲劇です。実際に治療をする医者は、患者の治療を、保険会社の顔を伺いながらしかできないのです。最適と思った治療でも、保険会社が支払いを拒否したら、治療費の全てが医者の持ち出しとなってしまうからです。
しかも、保険会社への請求の事務も膨大になってきており、いまやアメリカの医者は、想像を絶する過酷な労働条件とプレッシャー、終わりのないストレスにさらされています。その証拠に自殺率トップが「医者」だというのです。

こうした状況に輪を掛けるように、訴訟専門弁護士がいます。アメリカでは医療ミスや事故が起きたとき、医師や病院を訴える弁護士が、病院まで追いかけてきて患者に営業をしているようです。アメリカは他の先進国とは違い、訴訟弁護士費用は成功報酬なのです。つまり、弁護士は「費用は気にせず、まずはダメ元で訴えてみませんか?」と勧めやすく、失意と今後の経済的不安で弱った患者や遺族の側も、救われたような気持ちになってこれに飛びつくというのです。

このように一度でも訴えられると法外なお金が飛んでいく医師たちのために訴訟保険があります。80年代以降、医師と患者の間に医療保険会社が入り、メディケア・メディケイド患者の診療報酬がどんどん削減されるにも関わらず、訴訟の数に比例して保険料もどんどん高騰していったのです。

特に、産科医の保険料が高く、クリーブランドでは15.6万ドル(1850万円)、ニュージャージー州ではなんと56.3万ドル(6700万円)だというのです。
フロリダ州のある医師の年収は20万ドルで、ごく平均的な外科医の給料なのですが、訴訟保険料が17.5万ドルで、手取りは2.5万ドルしかないという悲惨な状況に追い込まれています。まさに、ワーキングプアとも言える状況なのです。

そして最後に、次なるゲームのステージが日本だとも書かれています。
我々は自分の国の医療制度をよく知り、感謝することでこうした制度を守っていく必要があると思われます。まずは知るという意味で、この本を全員の方が一読されることをお勧めします。

*たまにブログで言及しますが、我々が最も重視するべき投資対象は”健康”だと思っています。いくらお金ができても、病気をしていたら人生が楽しめないからです。自分が動物性タンパク質を摂らない食事に変更したのもその一環です。最近新しいことも始めてみました。

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コメント
衝撃的な記事でした。病気の予防が極めて重要ですネ。

松ちゃん│URL│2015/03/09(Mon)12:40:36│ 編集
Re: タイトルなし
衝撃的な内容です。これが日本に来たら終わりでしょうね。
そのため、病気にならないための生活習慣が重要なのですね。

じん│URL│2015/03/09(Mon)21:05:42│ 編集
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  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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