2015/03/29
12:28:31

奇跡が起こる「超少食」(甲田光雄監修)を読みましたので、本日はこれについて書いてみようと思っています。
自分は幸いにもまだ病気になっていないうちに、友人から”葬られた「第2のマクガバン報告」”を紹介され、その時点から玄米菜食に変更しました。今年に入り、さらに数冊の本を読み、3月初めからから「1日1食」を開始したという経緯です。
今回読みました本は、副題にも「超少食で難病が治った」とあり、実践者10人の証言が載っています。空腹状態をつくることで、自然治癒力を活性化するというのが超小食で病気が治る理由だと考えられています。
不幸にも、難病にかかってしまって、他に治療方法がないという患者さんはこうした方法も試してみるのも良いのかもしれません。
また、本の後半では、「なぜ超少食で難病が治るのか?」ということを3人の医師が分析しております。
その中で安保徹氏は、少食の問題(なぜ病気が治るのか)を科学的に解明しようと思い、マウスを用いて実験をしたと書いています。最初に、マウスに与える餌のたんぱく質(通常は25%含有)量を減らす実験を始め、たんぱく質の割合を10%、5%、0%に減らして免疫力がどう変化するか調べたとのことです。
すると驚くことに、たんぱく質の割合を下げれば下げるほど、免疫力が上がっていくことが判明したと報告しています。
その後、マラリアとがんに対しても、マウスがどういう抵抗性を示すのか調べたようです。結論は、低たんぱくの餌にしたら抵抗力が強くなっていくことがわかり、たんぱく質の割合を下げるほどマラリアで死なず、さらにはがんも転移が消滅していたとのことです。こうした実験結果にもヒントがあるのではと思っています。
「1日3食」をとられている方は、いきなり「1日1食」というのは難しいでしょうから、まずは朝食抜きの「1日2食」から始めるのがベストなようです。ただし、食事の回数を減らしたからと言って、その時に多く食べてしまっては意味がありません。自分の場合には、”夜1食で、腹8分目”を目安としています。
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