2015/04/10
12:15:48

週刊ポストに大前研一氏が寄稿した『「なぜ株高か?」理由を考えれば暴落への備えは当然だ』という記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみます。
副題としては、「日経平均2万円に浮かれている場合ではない」とありますように、そろそろ我々としては出口戦略も考え始めるべき時ではないかと思っているのです。
記事の中で大前氏は、株が上がっている理由としては、多くの企業で株の配当金が時価の3%程度になったため、機関投資家が資金を株にシフトしたこと、次に官製相場をつくりだしていること、そしてそれに伴い外国の機関投資家やヘッジファンドが参入してきたことを上げています。
その一方で、「日本の個人のほとんどは参加してない」「なぜ、いま個人が株に向かわないのか、不思議でならない」と言及しています。
(自分も)官製相場である今は、まれに見るチャンスだと思い、全力投球をしています。自分を始め、ここをご覧頂いている読者の方は、例外だということになるのでしょう(笑)
ただし、記事にも書かれていますが、株価は必ずどこかで下がるし、「山高ければ谷深し」という株式相場の格言があるように、上げ幅が大きければ、下げ幅も大きくなると指摘しています。つまり、冷静に資産運用するべきだと・・・。
では、どういった点に注意をしたらいいのかというと、「嗅覚の鋭い外国人投資家の動きを注視しておいた方が良い、彼らは”やばい”と思ったら、瞬時に売り抜けてくるからだ」とも指摘しています。
我々も嗅覚鋭く出口戦略を模索する時期が徐々に近づきつつあるようです。
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