知っていると得する投資,レストラン情報, 幾らを実際投資してどの位になったか,こういった投資法もあるなどを中心に,それに付加して海外ファンド情報や身近な金券ショップ,これは買い!情報などお得情報を発信中
2017/09«│ 2017/10| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/11
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
12:13:30
日本財政最後の選択

コロンビア大学教授の伊藤隆敏氏の著書『日本財政「最後の選択」』を読みましたので、サマリーを書いてみたいと思っています。

ちまたに溢れている日本の財政破綻の警告本ですが、それらの本の記述で多いのは「日本はそのうち財政破綻する」というもので、時期に関しては著者の大まかな予想というものが多く、一部ではオオカミ少年とも言われています。
ところが、この本では様々なデータを用い、具体的に時期をシュミレーションしています。

将来の実質GDP成長率、GDPデフレーター・インフレ率、人口動態の変動、利子収入の国債への再投資率、消費税率、成長率などについても加味し、財政の維持可能性を分析しているというわけです。

本書における設定は「2015年に消費税率を10%へ」という当初の想定で書かれています。しかしながら、景気回復の遅れから、消費税率は2017年4月に10%に引き上げられるということになりました。
この影響についても言及しており、維持可能なものは維持可能、財政危機となったものは1~3年程度早まるというのが計算結果のようです。

では、少し内容を紹介していきましょう。

消費税率を2015年10月に10%に引き上げたとして、そのまま10%を維持した場合、2016年以降も1%ずつ引き上げ20%とした場合、さらに1%引き上げを継続し25%としたものを比較しています。
また、人口1人当たり生産性成長率・利子収入の国債への再投資率も加えシュミレーションしています。

結果は、消費税率10%のままですと2022年〜2027年には財政危機となっています。また、15%〜25%に引き上げた場合でも、利子収入の国債への再投資がなく、成長率が低い(1.25%)場合には、2025年に財政危機という結果になっています。(これらから1〜3年程度早まると考えておいた方が良さそうです)

氏はここでのまとめを下記のように記しています。
「本章では、財政危機がいつ頃来るか、あるいは回避可能かなのかについてシュミレーション分析を行った。債務が維持可能かどうかについては、成長率、利子収入の国債への再投資率、消費税率によって決まる。
前者の2つの値にもよるが、消費税率は少なくとも15%まで引き上げなくては、2020年代半ばに財政危機が起きるケースが多いことが分かった。
また、消費税率を20%まで引き上げれば、ほとんどのケースで維持可能となることが分かった。」


日本の場合には、過去にも消費税を上げるために、かなりの時間が掛かってきた経緯があり、10%を超えてさらに上げるためには、相当程度の時間を要すると思われます。また、たとえ15%に上げたとしても、低成長率であれば2030年には財政危機とのシュミレーション結果となっています。

これらの結果から「オリンピックのあとの2023年あたりに日本の財政危機が来る」という想定で準備に入っておいた方が賢明であるということが分かります。
”残り8年でどのような準備が出来るのか?”ここにかかっていると思われます。

スポンサーサイト


コメント
コメントの投稿










トラックバック
トラックバックURL
→http://jinblog.blog8.fc2.com/tb.php/2631-e5798efe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
カテゴリー
お問い合わせは下記メールフォームから

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

じん

  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

記事ナビ2 新着+関連エントリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
このブログをリンクに追加する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。