2015/07/05
12:30:22
ロイター通信によりますと
『厚生労働省が発表した5月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比0.1%減となり、25カ月連続でマイナスとなった。』
とのことです。
4月の実質賃金は、速報値ではプラス0.1%でしたが、確報値で下方修正され、マイナス0.1%となりました。今回も確報値で更なるマイナスに下方修正されるかもしれません。
このブログで何度も書いてきていますが、アベノミクスで株価は上昇するかもしれませんが、景気回復はしません。その理由は、現時点では需要が大きく落ち込んでいるためです。需要の拡大が起こらない限り、供給も拡大しないのです。
そのため、供給部分だけを大きくしても過剰在庫になるだけです。こうした局面ではお金をジャブジャブにしても効果はありません。
需要が高まるのを待つしかないのです。
しかしながら、政府は”インフレにすれば、需要が高まる”というリフレ派の意見に従って、この2年以上金融緩和をしてきましたが、その結果がこの状況です。
起こったのは、”株高と一部の地域の不動産価格上昇”だけでした。
いつまでこれ(間違った政策)を続けるのでしょうか。
*ギリシャの国民投票の結果次第で、多少の戦略変更はあるかもしれませんが、GPIFの買い余力がそろそろ目標に近づきつつあると思われます。「徐々に日本株から撤退しています」・・とブログで書いてきましたが、夏の終わりまでには完全に撤退が完了する予定です。
『厚生労働省が発表した5月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比0.1%減となり、25カ月連続でマイナスとなった。』
とのことです。
4月の実質賃金は、速報値ではプラス0.1%でしたが、確報値で下方修正され、マイナス0.1%となりました。今回も確報値で更なるマイナスに下方修正されるかもしれません。
このブログで何度も書いてきていますが、アベノミクスで株価は上昇するかもしれませんが、景気回復はしません。その理由は、現時点では需要が大きく落ち込んでいるためです。需要の拡大が起こらない限り、供給も拡大しないのです。
そのため、供給部分だけを大きくしても過剰在庫になるだけです。こうした局面ではお金をジャブジャブにしても効果はありません。
需要が高まるのを待つしかないのです。
しかしながら、政府は”インフレにすれば、需要が高まる”というリフレ派の意見に従って、この2年以上金融緩和をしてきましたが、その結果がこの状況です。
起こったのは、”株高と一部の地域の不動産価格上昇”だけでした。
いつまでこれ(間違った政策)を続けるのでしょうか。
*ギリシャの国民投票の結果次第で、多少の戦略変更はあるかもしれませんが、GPIFの買い余力がそろそろ目標に近づきつつあると思われます。「徐々に日本株から撤退しています」・・とブログで書いてきましたが、夏の終わりまでには完全に撤退が完了する予定です。
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