2015/10/04
12:13:38

広瀬隆氏の著書「東京が壊滅する日」を読みましたので、本日はまとめを書いてみたいと思っています。
この本は350ページあるため、今回はわれわれの今後に影響があると思われます、第一章「日本人の体内で恐るべきことが進行している!」から、サマリーを書いてみようと思います。
フクシマの原発事故で、今後のガンや白血病などの被害を想定するのに参考となるのは、アメリカ・ネバダで1950年代(1951年〜58年 計97回)に行われた大気中核実験であると紹介しています。
核実験後、その回りに住んでいた人々が、その後どのようになったのか?
これがわれわれが経験した原発事故のその後を暗示しているというわけです。
上記の計97回にも及ぶ核実験とフクシマの事故で、地上に降り注いだ放射能の量を比較しますと、ネバダの大気中核実験よりもフクシマの事故の方が2割も多いとのことです。
ネバダでの大気中核実験のあとも、「危険の可能性はある。しかし、それは人間が死ぬという危険性ではない。医学的に絶対に安全とされている量より、僅かに上回る放射線を浴びるかもしれない、という危険に過ぎない」との専門家の結論が出され、これは原発事故で被爆した日本人が聞かされてきた言葉と酷似しています。
しかし、1956年になりますとアメリカ・ユタ州の町、セントジョージでガンで死亡する人が増えた始めたのです。
これは最初に核実験を行ってから、5年後のことです。
こうしたことを考慮しますと、ネバダの核実験場から220キロ離れたセントジョージの町およびその周辺ですさまじい被害がでた事実に基づいて推測するなら、福島第一原発からおよそ300キロ圏内にある大量の人間居住区域(福島県・宮城県・山形県・群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)の全域で、そして岩手県・青森県・秋田県・静岡県・山梨県・長野県・新潟県の一部で、セントジョージなどアメリカの西部三州とほぼ同じ程度の悲惨な大被害が潜伏期にあって、音もなく人間の体内で進行している可能性があるとも考えられるのです。
セントジョージの場合には、上記のように5年後だったわけですが、それと同様だとすると2016年にはガン患者が激増することも予想されます。ただ、こうした”時の審判”を待つだけでよいのか?、われわれも真剣に考える必要があります。
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