2015/11/20
12:01:50

日経ヴェリタスに『底値見えない商品相場 鉄鉱石49%下落、原油40ドル台で低迷』という記事がありましたので、本日はこれを取り上げてみたいと思います。
記事によりますと、資源や農産物の値動きを示すCRB指数が13年ぶりの安値になっていると伝えています。農産物はここ数年豊作が続き価格が下落しており、鉄鋼石などは、中国の景気後退による需要の減少が主因としています。
ここにきて再び、WTI原油先物も1バレル=40ドルを一時割り込むなど、原油価格も低迷しています。また、イランに対する制裁解除から、原油供給量が増えるとの予測もあり、こうした状況も原油価格の下落に影響を与えているのです。
今後の懸念材料としては、少し前にブログでも取り上げましたグレンコアなど経営が悪化した資源各社による保有在庫の安値放出です。世界経済の牽引役がいない状況で、長期低迷するという見方もあり、注視が必要だと思っています。
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