2016/10/01
12:48:29
日経新聞によりますと
『総務省が30日発表した8月の家計調査によると2人以上の世帯の1世帯あたり消費支出は27万6338円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比4.6%減った。6カ月連続の減少となるが、うるう年で2月の消費が前年より1日分多かった要因を除けば12カ月連続で1年前を下回っている。天候不順や家計の節約志向で衣料品や外食が振るわなかった。』とのことです。
総務省は「弱い動きがみられる」との基調判断をしていますが、被服および履物が12.9%減と大きく落ち込こみ、外食も5.9%減となっていて、「景気後退している」というのが正しい基調判断だと思います。
「秋物衣料品の販売が始まる時期だが、台風などもあって出足が鈍かった。」などと言い訳をしていますが、台風だろうと何だろうと欲しいものがあれば買うわけで、なんとか格好がつく言い訳を考えているということが明らかです。
日銀にしても、国債の購入限界が近づきつつあるため、金利誘導と言ってごまかしていますが、さっそく昨日、国債買い入れ額の減額を発表しています。
いよいよ、日銀も追い込まれつつあるのだと判断しています。
『総務省が30日発表した8月の家計調査によると2人以上の世帯の1世帯あたり消費支出は27万6338円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比4.6%減った。6カ月連続の減少となるが、うるう年で2月の消費が前年より1日分多かった要因を除けば12カ月連続で1年前を下回っている。天候不順や家計の節約志向で衣料品や外食が振るわなかった。』とのことです。
総務省は「弱い動きがみられる」との基調判断をしていますが、被服および履物が12.9%減と大きく落ち込こみ、外食も5.9%減となっていて、「景気後退している」というのが正しい基調判断だと思います。
「秋物衣料品の販売が始まる時期だが、台風などもあって出足が鈍かった。」などと言い訳をしていますが、台風だろうと何だろうと欲しいものがあれば買うわけで、なんとか格好がつく言い訳を考えているということが明らかです。
日銀にしても、国債の購入限界が近づきつつあるため、金利誘導と言ってごまかしていますが、さっそく昨日、国債買い入れ額の減額を発表しています。
いよいよ、日銀も追い込まれつつあるのだと判断しています。
*本日は日産証券セミナーに行ってこようと思っています。面白い内容があれば、後日記事にしてみたいと考えています。
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コメント
No title
完全雇用を達成しているのに、いくら金融緩和しても景気は盛り上がらず、物価は上がらず、打つ手なしですね。日本だけでなく世界的に需要が不足なんでしょうか。退職組の私としては必ずしもデフレは悪くないですが、借金で国が破たんしては元も子もなくなりますが。
Toshi│URL│2016/10/01(Sat)20:18:48│
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Re: No title
雇用は団塊の世代の方の引退に伴って、働き手が減ってきていますので、おのずと人手不足となり、失業率はアベノミクスとは関係なしに改善しているというわけです。需要不足は日本だけでなく、世界的な傾向のようで、やはり皆が欲しくなるようなイノベーションが起こらないとダメだろうというのが自分の考え方です。ただし、数百年単位で過去を振り返りますと、デフレと不況はリンクしていないと中原圭介氏は言っています。
じん│URL│2016/10/02(Sun)05:16:40│
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