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「国家」の逆襲

藤井厳喜氏の著書『「国家」の逆襲』を読みましたので、まとめを書いておきたいと思います。題名の国家の逆襲とは・・グローバリズムの崩壊とそれに対する「国家(ナショナリズム)」の台頭であり、ナショナリズムとは国民国家を基盤とした国家主義のことだと述べています。

特に英国のEU離脱(ブレクジット)は、ナショナリズムの復活を告げる、一大国際的事件だと言及しています。日本のメディアでは、「ブレクジットでEUが分裂したので、その分裂を利用してチャイナが英国やEUを思うままに操ろうとしている」というような勘違い論評が行われてるが、実際にはチャイナとドイツに損害を与えることになったと書いています。

中国共産党がブレクジットによって完全に対英政策、対ヨーロッパ政策が失敗してしまったので、隠蔽するため虚勢をはるような発言をしており、それを日本のメディアが気づかず報道し、これはまさに愚の骨頂だと指摘しています。

一方、ソ連が冷戦敗北とともに消滅し、アメリカの一極体制をもたらしましたが、アメリカ帝国の衰退は隠しようもなく、我々の眼前に展開しているのは崩壊過程にあるパックス・アメリカーナとそれによって生ずる不安定な多極化世界であるとしています。ただし、アメリカ帝国に挑戦する唯一の大国であるチャイナも、すでに内部においては経済破綻に伴う秩序崩壊が始まっていると言及しています。

また、ドイツ発のヨーロッパ金融危機についても言及しています。
その一つがドイツ銀行の問題です。
同銀行が抱える不正問題を整理すると下記のようになるとのことです。
1)ロシアからのマネーロンダリング関係の100億ドルの送金に、コミットメントしていた件
2)保険会社との取引で、トレーダー個人が不正に数百万ドルの利益を得ていた件
3)米SECが住宅ローン担保証券の新たな不正取引を追求している件
4)COCO債問題。ドイツ銀行が発行している大量のCOCO債が投資家に巨額損失をもらたすということで問題になったがこの問題は継続している

そもそもドイツ銀行が破綻したときに、「ベイルイン方式」を採用すれば、ドイツ経済自体が甚大な被害を被ることになることに気づかず、「ベイルイン方式」をイタリアに強要するドイツは身の程知らずの愚か者であると述べています。
もっともこういった「ブーメラン効果」を考えない原則的愚行は、ドイツの中東難民問題でも犯した大きな過ちでもあるとも指摘しています。

最後に、チャイナ経済バブル崩壊についてです。
バブル崩壊がどのプロセスにあるのかをみる上で有効な概念が、ミンスキー・モーメントであるというわけです。これは債務が経済成長とともに拡大し、個人や企業の債務が限界に達した後、一転して縮小に転じる瞬間を指しています。
ただし、現時点ではまだチャイナにミンスキー・モーメントは訪れておらず、2016年6月の時点では借り入れが増えているとしています。

「これからチャイナで起こることは、未曾有の規模で経済バブルが膨らみ、ミンスキー・モーメントがまもなくやってくる。そして、GDPの5割を超える不良債権の処理が始まることになる。」
「ミンスキー・モーメントがきた時点から不良債権の調整過程に入り、企業倒産や個人破産、大量失業、経済恐慌、そして大暴動などが起きることになる。」
「人類経済史上で、ソフトランディングに成功したバブルはひとつもない」


そろそろ、”中国のバブル崩壊とドイツ発の金融危機”に備えるべき時ではないかと思いました。それは遠くない将来やってくると考えられます。

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じん

  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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